なんて感じたことはありませんか?
よく、洋書の初心者向けに、ベストセラーや児童書、読みやすいペーパーバッグが紹介されています。
が、それは正直、難しすぎることが多いです。
内容は確かに面白いんですが、ペーパーバックは英語の面ではやはりハードルが高い。
私を含め、英語学習者が読むときに大切なのはかんたんな英語の本をたくさん読むこと。
この記事では、大人になってから、やり直し英語を始めた私が、実際に読んできた洋書のリストを書いてます。
あらすじやコメントも書いてますので、本を選ぶ際の参考になれば嬉しいです。
かっこいいペーパーバック。ではなく、学習者向けのGraded Readers(語彙制限本)がほとんど。
- 洋書にチャレンジしたい
- グレーデッド・リーダーズがたくさんあって選べない
- あらすじがなくて本の内容がわからず選べない
多読の始め方と効果
英語学習者の洋書デビューにダントツでおすすめなのが、Graded・Readers(単語・構文の制限本)です。
構文や単語が、レベルによって制限されているので、知らない単語が多すぎたり、意味がわからないということが少なく、挫折しにくい本です。
Level 0~1なら中学文法の範囲内で洋書が読めます
Graded readersについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
学習者向けと言っても、教科書にあるような、お堅い話ばかりではなく、ミステリやラブストーリーなど内容を楽しめるものも多数。
簡単なものから少しずつレベルを上げていくのが、結局近道。基礎力も積みあがります
英語多読はTOEICのリーディングにも効果あり
そして、多読を積み重ねることはTOEICなどの英語の試験にも効果があります
Graded Readers /英語学習者向け洋書紹介
初心者向けの英語多読本(GradedReaders)は各記事にて紹介しています。
中級者向けの英語の本
ペーパーバック
洋書を読むならいつかはチャレンジしたい。私が読んだペーパーバッグも紹介します。
Master of the Game
米国のベストセラー作家。シドニィ・シェルダンの代表作。
少々長いが、グレーデッド・リーダーズの Level 5~6程度を読めれていれば読める。
Never Let Me Go
優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友トミーやルースも「提供者」だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。
Amazon.co.jp より
ノーベル文学賞受賞作家、カズオ・イシグロさんの代表作。
文学的な表現が多いためか、意味がつかみづらい部分もあり、少々難易度は高め。
重すぎる運命とキャシーの淡々とした回想が対比され、よりその理不尽さが強調される。
運命とは何か、いのちとは何かを問いかける。映画化もされたベストセラー。
The twelve kingdoms sea of shadow
「お捜し申し上げました」―女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨う陽子は、出会う者に裏切られ、異形の獣には襲われる。なぜ異邦へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。
Book データベースより
私が中学生の頃に読んで衝撃を受けた十二国記シリーズの英訳版。
分厚くて長い本だが、日本語の原書を読み込んでいるので、読破できた。
漢字を使った表現をどう英語に訳しているのかなどの面でも面白い。
十二国記が好きな方にはぜひおすすめしたいが、残念ながら、新品も中古品も非常に値段があがってしまっている。
最後に
興味のあるジャンルから、ぜひ洋書へのチャレンジをスタートしてみてください。
洋書を読むなら、単語がすぐに調べられるKindle が楽です。