TOEICハイスコアを活かしたい方に!おすすめな英語副業3選
TOEICで900越えた!この英語力、何かに使えないかなぁ…
これまで頑張って、TOEICのスコアを上げる努力をしてきたあなた。
せっかくならその英語力、お仕事や副業などに活かしたいと思いませんか?
TOEICの受験者の中で895点以上の割合は約4%※1。TOEICのハイスコアは、大きな影響力をもってます。
※1:TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2023 より数値引用
ですが、実際にどんな副業をすれば良いかって、良くわからないですよね。
TOEICを活かした副業を調べても、翻訳のことが多くて詳しい情報はあまり出てきません。
本記事では「英語ができる」ではなく、「TOEICでハイスコアを持っている」方に向けて、以下の内容をお伝えします。
- TOEICスコアが英語副業に活かせる理由
- スコアが高い人におすすめな副業
- TOEIC力が活かしにくい英語副業
TOEICを頑張った自分に合った副業を見つけて、新しく始めてみましょう。
TOEICテスト対策なら
TOEICスコアを活かして稼げる 英語副業おすすめ3選
ここからは、実際にTOEICスコアを活かして稼げる副業についてお伝えします。
TOEICハイスコアの方におすすめする英語副業
- TOEICコーチ
- ビジネス系問い合せ代行
- 英語学習ブログ
具体的な仕事内容と報酬の目安を紹介します。
TOEICコーチ
報酬の目安:1時間2,000〜4,000円
仕事内容 :各パートの解説や勉強法の指導、質問への回答
TOEICコーチは、英語だけでなく、TOEICの学習方法やわからないところの解説など、生徒さんに寄り添って、スコアアップに伴走します。
個人でやるのではなく、大手企業のコーチングの講師としての需要もありますね。
オンラインで完結する場合が多く、時間は相手と調整できるので副業におすすめです。
生徒さんが働いている方なら、夜、休日など、日中以外の時間帯が多いでしょう
なお、TOEICスコアが満点ではなくてもコーチはできます。
例えば、スコア800点の人がどんな勉強をして得点を伸ばしたかは、スコア600点の人には気になる情報です。
特に頑張って点数を上げてきた方なら、つまずきやすいポイントや継続するためのコツなど、英語以外にも伝えられることは多いでしょう。
ビジネス系問い合わせ代行
海外とのビジネスやインバウンド顧客の増加などで、英語で対応する場面はどんどん増えてきています。
そんな中、英語での対応する求人案件が、クラウドソーシングサイトなどで募集されています。
依頼主によって、問い合わせ内容は様々。
例えば、海外の企業へ商品仕入れの価格や、在庫などの問い合わせを英語で行うような案件などです。
報酬の目安:1通40〜100円
仕事内容 :海外のサイトや企業への問い合わせや、外国人向けのビジネスの連絡代行
案件を受けると基本的には100通ほどメールのやり取りをする場合が多く、そのため、募集している案件の報酬は5,000〜10,000円になっています。
ビジネスメールは定型文が多いため、海外企業とのやり取りに不安があっても、そこまで心配ありません。
TOEICでビジネス英語の基礎が身についている人は、取り組みやすいのもメリットですね
英語学習ブログ
報酬の目安:〜10,000円 (1年間)
仕事内容 :TOEICの経験や学習法の発信
自分でブログを開設し、学習方法や経験したことや良かった教材など、これからTOEICを受験する方に役立つ情報を発信します。
ページ内の広告がクリックされたり、企業と提携して掲載した広告から商品やサービスが購入されると、紹介料が入る仕組みになります。
ユーザーさんが多く支払うのではなく、企業から広告費として支払われます
直接契約ではなく、ASPと呼ばれる仲介サービスを使うのが一般的。
ブログのはじめ方は、こちらの記事にて解説しています。
ブログは、クライアントワークのように確実にお金が稼げるとは限りません。
また、報酬に結びつくまでの時間が長く、稼げるようになるまで早くても半年~1年ほどかかると言われています。
それでも、自分のペースでできるので副業として取り組みやすいのがメリット。
考えのまとめとしても使えますし、ブログを通して学んだ文章力やマーケティング力は他の事にも活かすことができます。
自分の経験してきたことが誰かの役に立つのがいいですよね
TOEICのハイスコアを、英語副業に活かせる理由
TOEICは意味がないと言われることもありますが、そんなことはありません。
高いスコアを英語副業に活かしていける理由は、以下の通りです。
- 英語ができる日本人はまだ少ない
- ビジネス英語の基礎が身についている
- TOEICスコアアップの需要は常にある
英語ができる日本人はまだ少ない
昔から日本人は英語が苦手と言われています。
年代が若くなってくれば、英語が得意な人の割合いも増えますが、それでもまだ多いとは言えないでしょう。
ですが、グローバル化やインバウンド需要の影響により、英語を必要とする仕事は増えてきています。
TOEICで高いスコアが取れれば、ビジネス文書を読んだり、英語を聞きとれる基礎力はありますよね。
英語が苦手な日本人の中で、英語が得意なことは大きな強みになります。
ビジネス英語の基礎が身についている
TOEICは身近な日常シーンからビジネスまで、幅広い場面でのコミュニケーションについて扱っています。
学習をしていく中で、見積もり、問い合わせ、アジェンダなど、多くのビジネス文書を読み、ビジネス英単語や言い回しを覚えることになります。
TOEICで出てくる英語はビジネスの場でそのまま使えるほど、実用的なもの。
私もTOEIC頻出のフレーズを、仕事のメールなどでよく使います
英語で副業をする場合も、内容はビジネス寄りなことが多いでしょう。
テストの特徴から、TOEICスコアが高いことは、ビジネスシーンの英語を理解できると考えられ、有利になります。
TOEICスコアアップの需要は常にある
社会人でもTOEICスコアをアップしたい人は数多くいます。主な理由は以下の通り。
TOEICでスコアアップしたい理由
- 就職や転職活動で英語力が見られる
- 昇進、昇格、駐在などの要件として使われる
- 英語ができる基準として広く認知されている
朝日新聞出版社が行なった調査※2では、6割近い企業がTOEICスコアを採用時に考慮すると答えています。
※2 ビジネスで求められる英語力&TOEICの活用実態 より、数値引用
就活や転職に有利になるだけではなく、企業に就職後も、昇進や昇給、人事配置の参考にされることもあります。
転職を考えていない社会人でも、自身のキャリアアップのためにスコアアップの需要は大きいです。
TOEICのスコアが高いと、英語ができるいう印象を持たれ、好印象なことも。
このような大きい需要を対象とすれば、TOEICスコアを活かして稼げるようになります。
TOEIC LRに集中してきた人におすすめしない副業
一方で、TOEIC LRを頑張ってきた人におすすめしない副業もあります。
おすすめしないというより、TOEIC学習で学んだことをそのまま活かしにくい副業ですね
TOEIC LR (Listening & Reading)は意訳したり、英語を話したりはしません。
ですので、それ以外の能力が求められる副業は、追加で学習や練習をする必要がでてきます。
そのような意味で、おすすめしにくいな。…っと思うのが以下の副業です。
TOEIC LRに集中して学習してきた人におすすめしない副業3つ
- 翻訳や通訳
- オンライン英会話講師
- TOEIC以外の試験のコーチ
それでは1つ1つ具体的に解説していきます。
翻訳と通訳
翻訳や通訳では、英語から日本語へ、あるいは、日本語から英語へと言語変換していくもの。
英語力はもちろんのこと、過不足なく自然に翻訳する、背景知識を理解するなど+αの能力が必要です。
ジャンルによっては専門知識や文化などにまで、理解が求められますね。
TOEIC LRの問題は英語を聞いて解く、英文から情報を読み取ることが主な内容ですよね。自分で英文を組み立てるのでは、大きく異なります。
TOEICで学んだことは活かしつつ、さらに高いレベルでの英語力が必要に!
特に、AIが発達している昨今だからこそ、AIではカバーできない部分が、差別化として求められるようになってくるでしょう。
英語翻訳に興味がある方は、こちらの記事でも詳しく解説していますので、ご覧ください。
オンライン英会話 講師
TOEICのLRは、SW(Speaking & Writing)試験とは違い、会話力は求められません。
TOEICハイスコア = 英会話ができる ではないですよね。
シャドーイングや瞬間英作文をやっていれば、言葉も出てきやすくなりますが、それでも、英会話はまた別で練習が必要でしょう。
- TOEIC学習だけでなく、オンライン英会話もやっている
- 留学やワーホリなどで海外に滞在経験があり、英会話もある程度こなせる
上記のような条件の以外の方は、英会話の練習をしてレベルをあげてからでないと、教えることはなかなか難しいです。
TOEIC以外の試験の英語コーチ
日本ではTOEICの他にも英検やTOEFL、IELTSなどの試験があり、どの試験でもコーチングの需要はあります。
しかし、英語の試験にはそれぞれ特徴があり、TOEICのスコアが高くても他の試験に合格できるとは限りません。
例えば、英検とTOEIC LRでは問われる力が全く違います。
英検 | TOEIC LR |
問題が級で違う(5級〜1級までの7段階) 3級からライティングとスピーキングがある 政治、経済、生物、科学など特定のジャンルの出題もある 長文の細かい内容が問われるので精読力が必要 | 受験生全員が同じ問題を解く ライティング・スピーキングがない 日常会話やビジネス場面からの出題 英文の速読力と情報処理能力が必要 |
リーディングとリスニングの出題範囲だけでも大きく違いがありますよね。
経験していない試験では、問題の理解や対策をすることは難しいです。
依頼者に満足してもらうためにも、経験のあるTOEICに絞ったコーチングにしましょう。
TOEICスコアを副業で活かしたいなら、900点以上を目指そう
おすすめ副業の項目で話したように、900点未満でも需要はあります。
しかし、900点以上を取得すると、より大きなメリットがでてきます。
TOEICで900点以上をとるメリット
- 900点以上だと信頼性があがる
- 学習過程でビジネス英語の基礎が身につく
- TOEICのコツをよく理解している
900点以上だと信頼性があがる
日本なら、TOEIC900点を超えていれば英語ができる人として見られます。
わたしが一番のメリットだと感じているのは、この信頼性
英語力が必要になる案件ではスコアが高い方が有利ですし、900点あれば、求人の条件でTOEICスコアがあっても、ひっかかることはまずなくなるでしょう。
冒頭でも書きましたが、TOEICの受験者の中で895点以上の割合は約4.2%※1しかいません。
※1:TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2023 より数値引用
簡単に取れるわけではないからこそ、信頼性もあがり、学習方法にも興味・関心を持ってもらいやすくなります。
900点までの過程でビジネス英語の基礎が身につく
TOEICで900点をめざそうとすると、たくさんの英文を読み、単語を覚え、会話を聞きますよね。
その過程で、ビジネスシーン特有の英語表現や単語などを習得することができます。
そのまま仕事でつかえる表現もたくさん
900点を目指すことは、英語の基礎をしっかりと築くための効果的なステップと言えるでしょう。
TOEIC スコアアップのコツを理解している
900点を取得しているなら、英語力だけでなくTOEIC受験特有の対策についても、よく理解していることでしょう。
- 各パートごとの特徴
- 効果的な学習法
- よくでるひっかけ問題
- 言い換えのパターン
- 確実に解き終えるための時間配分
テクニックだけで点数があがるものではないですが、それでも数多くの問題と向き合ってやりこんでいく中で、TOEICのコツがわかってきます。
それらは、学習方法を発信したり、コーチングをしたりするときに大いに役立つでしょう。
900点の手前で伸び悩んでしまったら
ここまで英語副業をするのに、TOEIC900点以上を取るメリットをお伝えしてきました。
しかし、満点ほどではなくても900点を取得するのも当然難しいです。
TOEICで700〜800点を取っていて、残り100〜200点を上げることに壁を感じている方もいるかもしれません。
- 独学で伸び悩んでいる
- 短期間で集中学習してスコアをあげたい
そんな方はぜひ、こちらの記事をごらんください
まとめ:TOEICのハイスコアを活かして副業を始めよう
今回の記事では、TOEICのスコアを活かせる副業についてお伝えしました。
TOEICのスコアを活かして英語副業を始めたい人におすすめの副業は3つです。
TOEICハイスコアの方におすすめする英語副業
- TOEICコーチ
- ビジネス系問い合せ代行
- 英語学習ブログ
日本人の多くは英語が苦手ですが、英語力を必要とする仕事はたくさんあります。
これまで頑張ってきたTOEIC学習過程は、絶対に無駄にはなりません。
あなたがTOEICを頑張ってきたことは、副業をやる上で大きな強みです。
せっかく磨いてきたスキルを活かして、一歩を踏み出してみませんか。
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