【外資系】マーケティング仕事で使っている 英語フレーズ


TOEICでいろいろな単語覚えたけど、実務ではまだまだ知らない単語が出てくるなぁ~

よく使う用語を少しずつでもインプットしておくと、コミュニケーションが楽になりますよ!
私は外資系企業でマーケティングの仕事をしています。
独学で英語(主にTOEIC)を勉強してから転職し思ったのは、TOEICで学んだ英語表現って、ビジネスの現場でも本当によく使われてるということ。
基本の表現は現場でも確実に役立っています。
一方で、TOEICではあまり見ないけれどよく聞く英語表現や、意味がわからずとまどった言葉もたくさんありました。
この記事では、そんな「マーケティング仕事の現場」で実際に使った英語表現をまとめています。

一般的な頻出語というか…私が独断と偏見で気になる英語をメモったもの。
仕事をする前に知っておいたら、便利だったなぁと感じたものをまとめました。
英語だけじゃなくて、マーケティングではこんな内容を話すんだーっと、みても面白いかもしれません。
これから外資系企業やマーケティング職を目指す方の参考になれば嬉しいです。
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マーケティングで使う英語表現
売上・利益分析/Financialレポート

revenue(売上高)
Our revenue increased by 12% compared to last year.
(私たちの売上は前年比12%増加しました。)
profit margin(利益率)・gross margin(粗利益率)
Our gross margin is stable, but the profit margin is shrinking.
(粗利益率は安定しているけど、最終的な利益率は縮小しています)

利益は複数要素が絡んでくるので、どこに問題があるのか切り分けが大事
break-even point(損益分岐点)
例文
We’ve estimated the break-even points for each pricing option.
(各価格設定での損益分岐点を試算しました。)

が、試算通りにいくことはなかなかない…。ベストケース・ワーストケース出して、最終的にジャッジするのもマーケの仕事
FY(Full Year)・YTD(Year to Date)
Our YTD revenue is $1M, and we forecast $2.5M for FY.
(年初来売上は100万ドルで、年度通期では250万ドルを見込んでいます。)

YTDは「現状」、FYは「通期の見込み」。混ぜて話すときはちゃんと区別しないとズレる…。
FY = Fiscal Year(会計年度)のパターンもあります
YoY(Year over Year/前年比)
例文
Sales are up 5% YoY.
(売上は前年比で5%増加しています。)

昨年比は vs.PY の表記も。(vs. Prior Year)
前月比較なら、MoM.で言います
あと、文章とかプレゼンならup/ downよりは、increase / decrease で言います
mark up(仕入れ価格に上乗せする額 or 率)
We apply different markup rates depending on the product category.
(商品カテゴリーによって異なるマークアップ率を適用しています。)

MarkUpは会社によって結構考え方違ったかも。
固定値の場合も、積み上げからの調整の場合もあります。
Run rate(今の実績に基づく、年間換算の見込み)
Our run rate as of April is slightly below target.
(4月時点でのランレートは、目標をやや下回っています。)
Run rate がBehindなら詰められ
Achiveなら(目標数字が)詰まれ… ( ๑´•ω•)ン?
コスト関係
COGS (Cost of Goods Sold/売上原価)
COGS increased due to higher raw material prices.
(原材料費の高騰で売上原価が増えました。)

レポートで「なんじゃこりゃ?」って思ったやつ。
読み方はそのまま”コグス”でした。
基本は、Gogs (売り上げ原価)+ GP(粗利) = Revenue ですが、実際には社内ルールなどに寄って異なるかもしれません
standard cost(標準原価)
The actual cost exceeded the standard cost.
(実コストが標準原価を超えました。)
営業戦略・市場

customer acquisition & loss(新規・ロストバランス)
We need to keep an eye on both new wins and lost.
(新規獲得とロスト、両方ちゃんと見ていく必要がある。)

新規獲得だけじゃなくて、既存顧客の維持も成長には不可欠。
他社からの引き合いは”under attack”とか言ったりします。
Tier(ティア、ランク・階層)
We prioritize key accounts and manage them by tier.
(重要顧客を優先し、ティア(ランク)別に管理しています。)

サービスによっては、Tierに応じて価格やアプローチの施策を変えていきます。
USP(Unique Selling Proposition独自のつよみ)
What’s our USP for this product?
(この製品の強みって何?)

コモディティ製品は差別化が難しく、他にないユニーク製品は新しく市場をつくるから、潜在ニーズを掘らなきゃいけない。
ベーシック機能+USPが2~3個というのが一番売りやすいですね
sales pipeline(営業パイプライン)
The campaign helped to boost the pipeline a bit.
(キャンペーンのおかげで、パイプラインが少し活性化しました。)
market size(市場規模)
We need to understand the market size before launching a new product.
(新製品を出す前に、市場規模をちゃんと把握しておく必要がある。)
TAM(Total Addressable Market)
Our TAM for this segment is estimated at $20 million.
(このセグメントのTAMは2,000万ドルと見積もられています。)

市場規模は基本的に売り上げ額で出しますが…
個人的には”額”ではなく”数”で試算したほうが、シェア拡大を試算しやすいと思ってます
金額だと、価格っていう変数が1つ増える
製品企画/導入

LRP(Long Range Plan/中長期計画)
The new product is part of our 3-year LRP.
(その新製品は、3年計画の中長期プランに組み込まれています。)

予測できない未来を計画して、計算する。それを実現するために仕事する。
実行が一番大変だけど、計画もなかなか
データドリブンでいくから、AI活用にすごく期待してる
kick-off(キックオフ/立ち上げ)
We’re having the kickoff meeting next week to align on the launch plan.
(来週、製品立ち上げに向けたキックオフミーティングがあります。)

チーム内のミーティングではタイムラインやゴールの認識合わせ
ベンダー(特に初めて)だと、メールベースだから、キックオフで初顔合わせとかもありますね
MOQ(最低発注数量)
The MOQ is 1,000 units for this SKU.
(このSKUの最低発注数量は1,000個です。)

数が少ないニッチ製品では、結構大きな問題になるのがこのMOQ。
予測からあまりにも乖離があると、製品企画自体が流れることも…
SKU(Stock Keeping Unit/在庫管理単位)
Each color and size combination is treated as a separate SKU.
(色とサイズの組み合わせごとに、別のSKUとして管理されます。)

私は知らなかったけど…調べてみると、意外と日本企業でも使われる言葉らしいですね
timeline(タイムライン/スケジュール)
Here’s the updated timeline, including artwork and production.
(アートワークと生産を含めた最新のタイムラインです。)
artwork(アートワーク/パッケージ等のデザイン)
The final artwork needs to be approved by the quality team before submission.
(最終アートワークは、提出前に品質部門の承認が必要です。)
販促・プロモーション

sales rep training(営業担当者向けトレーニング)
Sales rep training is scheduled a week before launch.
(営業向けトレーニングは、ローンチ1週間前に予定されています。)

実際にお客さんに説明するのは営業さんになるので、まずは営業さんに製品やサービスをよく知ってもらうのは、すごく重要なプロセス
brand awareness(ブランド認知)
Our main objective this quarter is to increase brand awareness.
(今期の主要目標はブランド認知の向上です。)

ものを買ってもらうための第一歩はまず認知:知ってもらうこと
営業だけでなく、WEBや展示会、キャンペーンなどいろんな手段を模索します
benchmark(比較・基準)
This price point will serve as our benchmark for future discussions.
(この価格を、今後の検討におけるベンチマークとします。)

価格でもスペックでも、やみくもにかえるのではなく、ある程度市場や競合から基準を設定し、それを目指します
まとめ
マーケティングの現場では、英語で数字を語ったり、製品や戦略を伝えたりする場面が本当に多いと感じます。
まだまだ勉強中ですが、少しずつ実務で使える表現を増やしていきたいと思っています。

気になる表現は追記アップデートしていきます。
もし、同じように英語を使って働きたい方がいたら、参考になったら嬉しいです。
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