TOEIC 900点ホルダーの Versant受験体験談
Versantを受験しました~(2回目)
これから1か月、スピーキング力アップ瞬間英作文やりこもうと思っており、その前後比較のためにとりあえず受験。
1回目の時は残せなかったので、今回は覚えている限り感想を書いていきます(問題は書けませんが…)
Versantは英語のスピーキングテストですが、TOEIC のスピーキングテストやNative Campのマンスリースピーキングテストとは、だいぶ勝手が違いました。
本記事はあくまで個人の感想が中心ですが、これから受験をされる方への参考意見として残しておきます
Versantって何?という方はこちらの記事をご参照ください。
Versantテスト全体の感想
まずVersantの前に私の英語スペックはこちら。
英語関連
- TOEIC LR 935(L:470 R 465)
- TOEIC S:150
- TOEIC W:170
TOEICのLRだけでなく、スピーキングテストも受けていますし、それなりに回答はできています。
よく、
TOEIC 900点でも話せない人が…
なんて、話もあるけれど、私はそんなことは…と思いながら受験すること2回。
そんな私のVersantの感想…
むずかしかったよ…
答えられないというか、そもそも何を聞かれているのかがわからないようなものも数問ありました。
私が難しいと感じたポイントをいくつかピックアップします。
- 問題が音声のみ(リスニング力が低いときつい)
- TOEICほど聞き取りやすい英語ではない
- 回答時間が短い。かつ、残り時間が表示されない
- スコアに影響するポイントがわからない
問題が音声のみ(リスニング力が低いときつい)
パートAの音読以外は、問題は英語で提供されます。
それが一瞬「ん?」ってなると、追いつかなくなりそれ以上のヒントがない。
リスニング力がそこそこないと、そもそも回答することが難しいパートもあると思いました。
TOEICほど聞き取りやすい英語ではない
また、そのリスニングですが、TOEICのリスニングよりも聞き取りにくいです。
音質が少しくぐもって聞こえるのと、よりナチュラルに近いのかな?
回答時間が短い。かつ、残り時間が表示されない
ゆっくり回答しようとすると、時間切れになり、回答途中でも容赦なく次の問題に行ってしまいます。
しかも残り時間が表示されないので、感覚がつかめない。
後半の2つは時計を準備することをお勧めします。
スコアに影響するポイントがわからない
例えば、
- 間違えたときに言い直してもいいのか?
- あいまいな時は、間違えてでも答えるのと、I don’t know とはっきり答えるのどっちがいいのか?
みたいなちょっとしたことに試験中悩んで気をとられました。
英語力が上がれば関係ない部分ですが…
TOEICだと受験者が多い分、結構この辺のコツみたいな情報が豊富にあり、「迷った時はこう対処しろ!」的なアドバイスをあれこれ見るのですが、その状態に慣れていると、他の試験では戸惑います。
他の資格試験の時も感じましたが、やっぱりTOEICの情報量ってすごいですね。
いや、まぁ、試験のコツを知るより、英語力あげるのが近道だし、本質なんですけどね…(苦笑)
Versant パートごとの感想と対策
それでは、各部分についての感想を書いていきます。問題文は出せませんので、所感になります
Versant 受験前
そもそも受験前からつまづく…
スマホから受験しましたが、最初からマイクテストで
[Your sound is too soft (声が小さすぎる)] と言われてしまいました。
もう一回やっても駄目だったのですが、スマホカバーを外したら、パス。
公式の動画にも、スマホのカバーを外すようにと案内があるので、これは最初から外した方がいいようです。
また、スマホは手もちではなく、机に置いて受験するようにとのことですので、従った方がよいかと思います
パートA:音読問題
音声の案内に従って、表示される文章を1番から読み上げます。
ここは読むだけなので、それほど難しくはないです。
なるべくクリアに読んだ方がいいかな。…と思いきや、1問ゆっくり読みすぎて時間切れになりました。(次の問題の指示が始まってしまう)
パートB:復唱
聞こえてきた文章を、そのまま繰り替えします。
正直聞き取れなくて何言ってるかわからないのもありました。
…が、聞こえた通りに繰り返せば何とかなると思われます。
パートC:質疑応答
簡単な質問に答えます。
最初は簡単な2択問題から始まるから、ずっと2択問題かと油断していたら、いきなりただの質問がきたりしてぎょっとしました。
もちろん、英語力を見るものなので、問題は難しくないです。「犬の足は何本?」みたいな。
ただ、日本語でも一瞬考えてしまうものも…
I don’t know. を3回言いました
ちなみにパートCは語彙しかチェックされないので、It’s a bottleのような完全な文でなく、bottleのように単語で答えてもOKです。
ここら辺がすごく長く感じましたね。
パートD:文の構築
1つの文章がばらばらに読みあがられます。それを正しい順番で言い直します。
さっきまでよりも明らかにゆっくり、はっきりしゃべってくれて、明らかに聞き取りやすいパート。
でも後半に行くにつれ、フレーズが長くなり、覚えて思い出すのがしんどくなりました
順番はあってるけど、間の単語抜けたわ…みたいなパターンが後半にいくつかあり。
これ、言ってて順番間違いに気づいたときに言い直していいかどうかがわかりませんでした
このパターンの問題は他のテストではなかったので練習が必要かも?
パートE:話の要約
とある場面の説明が流れます。それを30秒で要約します。
話し自体は理解できました。が、ここで求められるのが
- 話しを理解する
- 要約する(30秒以内に)
- 英語で話す
なので、要約に手間取ると英語がおろそかになる印象です。
それから回答の残り時間が表示されないので、時間切れも注意が必要
私は
卓上の時計チェックしてましたが、画面に表示が欲しいなぁ
パートF:自由回答
質問に対して40秒で意見を述べます。
1問目はぐたぐた。受動的・能動的(reactive/proactive )的なことを言いたかったのに、なぜかobjective/subjectiveになっていることに途中で気づくも、挽回できず…。
2問目は割としっかり答えられたと思います
しかし、何よりも回答時間がわからないのが痛かった
Versant受験の結果スコアは?
で、結果ですが、こちらになります。
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(。´・ω・)ん?
さがってる
実は私、ひと月前にお試しで受けてみたんですよね。その時の結果が53。今回が2回目。
慣れた分(なんもしてないけど)ちょっと上がると期待していましたが、全然そんなことなかったです
まだまだ安定していないってことかな?
ちなみにこちらの記事でも紹介している通り、日本人の受験者データでは、TOEIC900点ホルダーでもVersantは40点ほど幅があったようです。ボリュームゾーンは50点代。
まずはB2を目指そう
まとめ:Versantテストの感想
- 音が中心のテスト
- リスニングができないときつい
- TOEICよりも聞き取りにくい
- 回答時間が結構短い
- ビジネス英語よりのTOEICとは違い、日常で使いそうな単語や文章が多い
実際の会話でのシチュエーションに、より近いの形のテストでした。
テストについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ