QC検定

品質管理検定(QC検定)ってどんなもの?難易度は?

会社からQC検定を受けるように言われたけど、どんな試験なんだろう
Yomeko
Yomeko
こんにちは、Yomekoです。
品質に関わる仕事に9年携わり、QC検定2級に一発合格しました。

QC検定ってなかなか品質にかかわる仕事をしていても、なじみのない資格ですよね

本記事では、品質管理検定検定(QC検定)ってどんなものなのかについて、概要を説明します。

この記事でわかること
  • 品質管理検定(QC検定)の概要と申込方法
  • QC検定の受験するメリット
  • QC検定の難易度

品質管理検定(QC検定)とは?

品質管理検定ってどんな試験?

試験の概要は以下の通りです

  • 品質管理に関する知識をはかるための試験(筆記のみ)
  • 受験級は1級~4級の4段階
  • 受験資格なし(いきなり1級受験なども可能)
  • 上下の級の併願受験が可能

各級のレベルについて

公式サイトによると、各級の主な対象は以下の通りです

タイトル対象者
1級企業内において品質管理全般についての知識が要求される業務にたずさわる品質管理の指導者
部門横断の品質解決リーダー
2級QC七つ道具などを使って品質に関わる問題を解決することを求められる品質にかかわる部署(品質管理、品質保証、研究・開発、生産、技術)の管理職・スタッフ
3級QC七つ道具などの個別の手法を理解している職場の問題解決をする全社員
大学生、高専生、工業高校生
4級これから企業で働こうとする方々これから就職する方、大学生、高専生、高校生
実際に どんな人が受験しているの?

細かい受験者データが、公式ホームページで公開されています。

受験者の傾向
製造業関係が最も多く約7割
・年齢層は幅広く、平均は35歳
・4級のみ10代の受験者が多い

試験の内容と申し込みについて

時間が午前と午後に分かれているため、1&2級、2&3級、3&4級の併願受験が可能です。

各級1つのみ受験の場合

試験時間形式受験料(税込)併願可能
1級13:30~15:30(120分)マークシート・論文11,000円2級
2級 10:30~12:00( 90分)マークシート6,380円1級・3級
3級13:30~15:00( 90分)マークシート5,170円2級・4級
4級10:30~12:00( 90分)マークシート3,960円3級

併願受験の場合

試験時間受験料(税込)
1&2級10:30~12:00( 90分)
13:30~15:30(120分)
15,730円
2&3級 10:30~12:00( 90分)
13:30~15:30(90分)
10,450円
3&4級 10:30~12:00( 90分)
13:30~15:00( 90分)
8,250円

2022年9月 第34回より 受験料が改訂(値上げ)されました

詳しくは公式案内より→品質管理検定受験料改定について

併願受験は必ず一緒に申し込みましょう 。以下のようなケースでは別の申し込みとして受付されます

  • 会社で3級の団体受験を申し込み、個人で2級の申し込みをした
  • 2級の申し込みをし、後日3級の申し込みを追加した

受験会場が分かれたり、併願受験料が適応されませんので、注意してください

申し込みは公式サイトから→ 品質管理検定 申し込み方法

試験内容について

科目は実践と手法の2科目。2級、3級の概要は以下のようなものになります。(※1級、4級は少々異なります)

2022年9月より、準1級が認定から合格となります。
詳しくはこちら:公式サイト案内

具体的な試験範囲は品質管理検定 公式HPのレベル表に掲載されています。

試験スケジュールについて

毎年、3月と9月の年2回試験が開催されます。

試験日に対し、申し込み締め切りが早いので、見逃さないように注意しましょう。

第34回 第35回第36回
試験日2022年9月4日(日) 2023年3月19日(日) 2023年9月3日(日)予定
申込受付6/6(月)~6/30(木)
WEB受付・クレジットカード払い
※今回はコンビニ払いはありません
2022年12月上旬 2023年6月上旬
受検票の発送7/27~ 試験の約1か月前 試験の約1か月前
基準解答公開 2022年9月6日(火) 2023年3月21日(火) 予定2023年9月5日(火) 予定
WEB合格発表 2022年10月14日(金) 未定 未定

週明けすぐに基準解答が公表されます。

問題は持ち帰れるので、気になる方は問題にも答えを書き写して自己採点しましょう。

QC検定に合格するメリットは?

QC検定に合格するメリットには以下のようなものがあります。

  • 品質に関する知識を客観的に示せる
  • 就職活動や昇進に有利になる
  • 品質に関する知識を業務に活かせる

順番に解説していきます。

品質に関する知識を客観的に示せる

知識があるということを伝えるのは難しいです。

試験は一定の基準で評価されますので、合格する知識があるということを 客観的に示すことができます。

就職活動や昇進に有利になる

特に製造業や品質系の職種をターゲットにしている場合は、品質管理の資格は評価されます。

履歴書に書くなら少なくとも3級以上。できれば2級が欲しい。

Yomeko
Yomeko
品質保証部門はもちろん、内部監査や工場の管理職部門などの求人に書かれていることが多いです

それ以外にも、実践編の内容は広く仕事上で使える内容なので、知識をつけておくことは役立ちます。

品質に関する知識を業務に活かせる

実際に製造業で品質活動やをする際、品質管理で学んだ言葉や統計の知識を使うことは多いです。

たとえば抜き取り検査工程能力などは、製造の工程管理で、毎日のように使われていました。
QC検定を勉強したことで、それがどういうことを示しているのかの理解が深くなります。

QC検定の難易度はどのくらい?

合格率はどのくらい?

各級の合格率はこちらです。

QC検定ホームページ 受験者データA より引用

合格率は3級は50%程度、2級は25%程度。年々下がっていますので、受けるなら早めがおすすめ。

合格率だけみると、難易度の高いように見えますが、同じような問題が出題されますので、しっかり勉強すれば手堅く合格できます

QC検定の勉強期間はどのくらい?

私は2級に合格した時、合計で70時間勉強し、8割程度の得点率でした。

2級は3~4か月、3級でも1~2か月は見ておいた方が安全です。

しかし、実際に勉強した手応えからすると、元々の知識によって難易度は大きく変わります。

具体的には

  • 普段、品質管理に関係する業務をしているか?
  • データを評価し、判断する業務があるか?
  • 統計に関する基本的な知識があるか?

これらに、Yesが多いほど、難易度は下がります。

私の場合は、実験計画や工程能力評価、などを元々仕事で使っていたので、割ととっつきやすかったです。

しかし、品質管理に全く関係ない人が受けることは少ない試験でしょうから、実際の業務に照らし合わせて考えると、理解しやすいかと思います。

特に実践編は、同じ問題は出ないので、イメージと結びつけて考えることが重要です。

QC検定の勉強法は?

王道は、テキストで学んで、過去問をやりこみ
勉強法については、こちらの記事でまとめています。

Yomeko
Yomeko
過去問で手法、実践ともに7割越えるようになれば、合格は堅いです。

QC検定の基本は統計学。最初に統計学の基本知識を入れておくと理解がスムーズになります。

統計なんて難しそうという方にはマンガで学べるものをおすすめします

 

また、計算問題には電卓が必須。
試験直前ではなく、早い段階で準備し、勉強しながら電卓の使用にも慣れておきましょう

ルートキーがついているものを選ぶように注意。関数電卓は禁止されています。

3級・4級は過去問アプリが期間限定で販売中(2022年版)

3級・4級限定ですが、日本規格協会から、QC検定の学習アプリがリリースされています。

通勤・通学中や隙間時間で勉強したい方におすすめ

アプリは4種類あります。過去問の量によって、若干値段が変わりますので注意しましょう

アプリ有料コンテンツ
過去問&解説
金額無料問題販売期間
3級①2回分セット
②4回分セット
③6回分セット
①1,340円
②1,600円
③1,720円
5問2022年6月まで
3級
Lite
2回分セット1,340円5問2021年11月まで
4級①4回分セット
②2回分セット
①1,220円
②730円
3問2022年6月まで
4級
Lite
2回分セット 730円3問2021年11月まで

まとめ

品質管理検定:QC検定とは?

製造や技術系の現場での品質管理に役に立つ試験

就職や転職時、履歴書に書くことも可能

合格のコツは、過去問とテキストのやりこみ

Yomeko
Yomeko
特に製造系の職種ならコスパは悪くないので、おすすめの資格です