図書館で読みたい本が見つからない!?隠れている本の探し方

せっかく図書館に行ったのに、読みたい本がない。人気作家のはずなのに、全然本が置いてない。そんな不便を感じたことはありませんか?
実は、図書館の本棚に並んでいるのは、一部のみなんです。読みたい本を探したいならシステムなどを活用して探す必要があります。
- 図書館の本棚に読みたい本がない理由
- 読みたい本を探す方法
図書館の本はどこにあるの?本棚に本がない時のパターン
繰り返しますが、図書館の本棚に並んでいる本は、全体のごく一部です。
ですので、あなたが読みたい本が本棚になかったとしてもが、図書館で読めないとは限りません。
では、本棚にない本はどこにあるのでしょうか?
- 誰かが借りている
- 別の図書館に貸し出されている
- 予約本で取り置きされている
- 書庫に保管されている
- 図書館が所有していない。
順番に解説していきます。
誰かが借りている
もちろん、図書館は本を無料で借りられる場所ですので、誰かが借りている場合その本はありません。
図書館に備え付けの蔵書検索PCなどでみても、ステータスが”貸し出し中”などになっているはずです。
別の図書館に貸し出しされている
上記と似たようなパターンです。
図書館には分館があったり、近隣の図書館と相互貸借サービスを持っているため、そちらに貸し出されている可能性もあります。
予約本で取り置きされている。
これは、意外と使っていない方も多いのではないでしょうか?たいていの図書館には、予約システムがあります。
ですので、たとえ返却されても、次の人が決まっている場合は、棚には並ばず取り置きされてしまいます。
たとえばうちの子供たちは「おしりたんてい」が大好きなのですが、こどもエリアの”お”のところを探しても、まずありません。
予約システムでみると10人待ちとかなので、しばらくは棚には並ばないでしょう。(ひとり2週間としても、4~5か月先ですね)
ストーリーやキャラはもちろん、隠された〇つのおしりを探せに子供たちがドはまりしてます。
人気作家さんの新刊や賞の受賞作などは、発表後に一気に予約が集中するケースが多いです。話題作はみんな読みたいですものね。
書庫に保管されている
実はこれ、私は長い間気づいていませんでした。私を図書館に連れて行っていた両親がこのようなサービスを利用していなかったからかもしれません。
図書館の書庫って入ったことありますか?
背の高い移動式棚いっぱいに本が入っています。控えめに言って、棚に並んでいる冊数の倍以上はあります。
特に出版されてから時間がたっているものは、こちらにある可能性が高いんです。
図書館にはない本だった。
残念ながら、図書館は世の中にある全ての本を所有しているわけではありません。
でも大丈夫。次項にて、対処法を紹介します。
あなたが読みたい本を図書館で探す方法
上記のような理由で、あなたが読みたい本が図書館で探せないことは、ままあります。では、そんな本を読むにはどうしたらいいのでしょうか?
こちらは現在の状況によって、少々対応が異なります。
- その本の状態がわからない
- 状態が書庫保管だった
- 状態が貸出中/予約中だった
- 図書館に所有がなかった
本記事の内容は全ての図書館に当てはまるとは限りません。
しかし、私は引っ越しの都合などで、複数の図書館を利用していましたが、おおむね似たようなサービスがあります。詳しくは、各図書館の利用案内などで確認してください。
その本の状態がわからない
検索サービスを使いましょう。たいていの図書館にはPCがあります。あるいは、カウンターに問い合わせてもOKです。
状態が書庫保管だった
対応はシンプルです。スタッフさんにお願いして書庫から持ってきてもらいましょう。蔵書検索から書籍情報を印刷できるような場合は、持って行ったほうがスムーズです。
状態が貸出中/予約中だった
予約処理をしましょう。こちらもスタッフさんに頼めばOKです。また、オンライン予約システムある図書館もありますので、その場合自分で予約が簡単にできます。
何人くらい予約待ちしているか、合わせて確認しましょう。
あまりにも予約待ちが多く、すぐに読みたい場合は、別の方法を検討した方がいいかもしれません。
図書館に所有がなかった
この場合は2つの選択があります。
- 他の図書館から借りる
- 読みたい本をリクエストする
どちらもスタッフさんに聞けばわかります。
他の図書館から借りる
分館や近隣の地域と相互貸借をしている場合があります。スタッフさんに聞いてみましょう。
図書館に行く前に蔵書を串刺し検索したい場合、こんな素敵なサイトもあります。
リクエストする
相互貸借などでなかった場合に、購入を検討してもらえるようです。リクエストは月1冊までや市内在住のみなど制限があったり、予算の都合で時間もかかる場合もありますが、そこもリクエスト時に教えてもらえます。
まとめると以下のような流れになります。

ちなみに、読みたい本を読む方法は図書館だけではありません。

読みたい本が特にない時には?
そんな時もありますよね。そんな時には次の方法を試してみてはいかがでしょう?
本棚を見て気になるタイトルの本を選んでみる。
ここは図書館の醍醐味ですね。書店のように、本を売らなければならないということがありませんので、POPやランキングなどもありません。
興味のおもむくまま、気になった本を手に取ってみればいいと思います。
特集コーナーを利用する。
季節や時事ネタに合わせた特集コーナーなどが設置されている場合があります。
例えば、夏なら怪談。新学期は青春小説など。
特集で選ばれるような本は、本のプロ、司書さんの厳選である場合がありますので、外れもすくないでしょう。図書館によっては、紹介文を載せてくれていたりします。
普段自分が手に取らないようなジャンルに手を伸ばしてみるのもいいと思います。
司書さんにおすすめを聞いてみよう
どの図書館にも司書さんがいます。司書さんはプロですので、相談してみてはいかがでしょう?
などなど、お気軽にリクエストしてみましょう。
まとめ
今、図書館にないからといってあきらめないで。あなたが読みたい本は、ちゃんと図書館でかりることができますよ。