できない言い訳を探すなら、できる方法を探したほうがいい理由と体験談
- 私も英語がしゃべれるようになりたいんだよね。でも…
- 上司はこうやってやれっていうけどさ、でも…
- 転職とかしたいけどさーでも…
あなたは普段からこんなことを感じていませんか?
でも、これって単純にもったいない。それが、自分がやりたいことだとしても、仕事などで言われることだとしてもです。
なぜなら、言い訳していても何もかわらないし、結局自分にもどってくるから。
「できない言い訳を探すなら、できる方法を探したほうがいい」は事実。
本記事では、できない言い訳よりもできる方法を探したほうがいい理由と、私がどうやってきたのかを書いていきます。
いつもついつい言い訳ばかりしちゃうなー。なんて方は是非読んでみてください
できない言い訳をしていたら、やらなくて済むかをかんがえる
まず、最初にあなたのやりたくないこと、あるいは、できないと「思っていること」ができなかったらどうなるかを考えましょう。
言い訳してやらなかったことも、また自分に戻ってくる
例えば、「転職」したいけど、でも…
転職活動をしない言い訳
- 仕事をしながら転職活動している時間なんてないし…
- 今の年齢からじゃ、転職は厳しいし…
- 職務経歴書に書けるような実績もないし…
- 別にやりたい仕事もないし…
動けない理由なら、いくらでも作れてしまいそうですね。
あれこれとハードルを思い浮かべてしまうのは、自然なことです。
問題はここからです。
じゃあ、やめときましょ
って言われた時、あなたは諦められますか?
例えば転職活動をしたいときはこんな理由がありましたよね。
- 今の職場じゃ成長できない
- 職場の人間関係がいや
- 役職ついてる人達を見てても楽しくなさそう
- 給料が安い。昇給も期待できない
- いつ、望まない急な転勤や、部署移動を言い渡されるかわからない
なにかしかの理由があって「転職」したいと思ったはずですよね。
しかし、やらない言い訳を並べていても、問題は解決せず、ただ先送りされるだけ
なので、その場では納得したように思えても、時間が空いたらまた同じことを考え始めるんです。
私もそうでした。。
言い訳して避けられても、低評価として返ってくる
もう1つ違うパターンで、職場などの場面などで考えてみましょう?
この仕事を頼みたいと思っているんだ
などと打診されたときに、
私にはまだ難しすぎます
今は別の仕事があるので無理です
などと返していたとします。
余裕のある職場なら、サポートなどをつけてもらえたり、期間を延ばしてもらえたり、ということもあるかもしれません。
しかし、言い訳ばかりして断っていたら、仕事は別の人に回され、似たような仕事は頼まれにくくなります。
その時は楽でいいですが、最終的には、
- 成長する機会を逃す
- 雑用ばかり頼まれるようになる
- 人事考課で低評価しかもらえず、昇給できない
- 部署移動の対象になる
などの形で自分に跳ね返ってきます。
やらなくて済むこと以外はできる方法を探したほうがいい
このように、やるべきだけど言い訳してやらないことは、結局何かしかの形で自分のところに戻ってきます
それがポジティブが効果を生むことはありません
本当にやらなくていいこと。例えば
- 行きたくない飲み会
- TVを見て時間を過ごすこと
など以外は、やる前提で方法を探してしまったほうが、建設的です
できる人はできるからやっているのではない
できる人は元から特別なわけではない
そうはいっても
あの人は元から特別な才能があるから、成功したんだ
などと思ってしまうことありませんか?
でも、成果をだしているように見える人が全員、特別な才能や恵まれた環境にいるわけではないです。
やる方法を模索して、行動して、それを継続 → 結果として成果を出した
これが現実だと思います。
月100万稼ぐ有名ブロガーのヒトデさんさえも、自分のことを凡人だと言っています。
そして、私もヒトデさんは凡人ではないだろうと思ってます。きっとそんなものなんでしょう。
でも、やっぱり、ヒトデさんは凡人ではないと思うんだけど…
私自身、ぬきんでた成果を出しているわけではないのですが、いくつか書けることはあります
- 育児しながら転職活動してキャリアアップ
- やり直し英語でTOEIC 900点超え
- 英語スピーチ 全国大会出場
- シングルマザーで時短勤務しつつ、マーケティング へとキャリアチェンジ
こう見ると、特別な才能がある人のように見えるかもしれません。
でも、それは違うと断言できます。なぜなら、過去の私も同じことを思っていたから。
キャリアウーマンなんて、私とはちがう世界の人だよね
と。
でも、試行錯誤して努力してきたら、ちゃんと結果がでました。
私の場合は
- スキルを身に着けたい → 英語
- 必要とされる人材になりたい
そして、独学で中学英語からスタートして、転職しました。
もともと英語ができたわけではなく、やればできるということです。
才能があろうがなかろうが、行動しなければ状況は変わらない
もう1つ。
「あの人は才能があるから…」と考えてしまうとき、「自分にはないからできない(やらなくていい)」などと考えてしまっていませんか?
もちろん、人には元の性格があり、向き不向きがあり、得意なこと、苦手なことがあります。
だからと言って、人と比べてやらない言い訳ばかりしていても、あなたの状況は何も変わりません。
「誰かが何かをよくできること」は、本来、自分とは何の関係もないんです。
だからこそ、自分の中でできる方法を探すことが重要。
かといって精神論ばかりではなかなかイメージつきにくいと思うので、
実際に私の場合のやらない言い訳とやる方法を紹介します
私の「やらない言い訳」:英語学習編
まず、英語学習を始めたとき、私にもできない理由は山ほどありました。
私のやらない言い訳
【時間がない】
- ワンオペ育児。
- 家でも会社でもやることが多すぎて、新しく何かをやる時間なんかない。
【気持ちの余裕がない 】
- やることが多すぎて疲れているのに、さらに頑張るなんてできない。
- 母親だってリフレッシュする時間が必要
【 お金がない 】
- 育休から復帰したばかりで、貯金も減っているし、給料も少ない
- 自分の趣味につかうお金だって欲しい。
【 才能がない 】
- 英語ができるなんて、帰国子女とか語学の才能がある人だけじゃない?
- 日本人が大人から始めて、英語ができるようになるなんて難しいんじゃない?
【 必要性がない 】
- 今の会社では英語力なんて一切必要ない。
- 頑張って英語を身につけたところで、なんの役に立つかも分からない。
【 成果が出るかわからない 】
- 30過ぎてから英語を始めたって今更遅いんじゃない?
- 一生懸命やったところで本当に話せるようになるかわからない 。
【 英語を使う機会がない】
- 英語に触れる場がない
- 身に着けたところで使う機会がない
【 応援してくれる人がいない 】
- 仕事以外で頑張って勉強してるなんて人なんていないから、周囲には言えない…
・・・今改めて書き出していて、ちょっと憂鬱になってきました(苦笑)
やらなければならない理由は一切無くて、出来ない理由はわんさかありました。
どうですか?眺めていて、自分でも似たようなこと考えたことありませんか?
その中で私は
- このままノースキルで年齢だけ上がっていったら将来やばい という危機感
- 英語が喋れたらかっこいい という幻想
- 転職できるようになりたい
だけを糧に、英語学習を続けてきました。
いや、実際、転職活動はいつでもできたとは思うのですが…
私が探した「できる方法」:英語学習編
では、実際に私はどうやってきたのか。
英語学習そのものじゃなくて、どうやって「できる方法」を探したかということに焦点を当てて書いていきます。
できない言い訳はできる方法を探すための重要ヒント
ここまで、私のやり方が、これがあなたの状況にぴったり当てはまるということはないと思います。
しかし、あなた自身が思う「やらない言い訳」はできる方法をさがす重要ヒント.
そのやらない言い訳を、取り除いてあげればできるということですから
私がやったのは、
できない理由 | やる方法 | |
時間がない | 家事・フルタイム勤務・ワンオペ育児 | 時間を作る 朝活&隙間時間 |
必要性がない | 仕事ではいっさい使わない できたところで使う場所がない | 英語環境をつくる 危機感をもつ |
環境がない | 英語に触れる環境がない | 身の回りのものを英語にする |
時間がない → 時間を作る
とにかく、常につきまとってきた最大の壁が、この「時間がない」問題でした。
いくら残業なしといえども、保育園児が二人いる中での、家事育児は本当に嵐のような毎日です。
やっと片付けが終わったと思ったら牛乳をこぼし、お風呂に入ったと思ったらお漏らしをして、こたつ布団からカーペットまで洗濯。
特に大変だった日ではなく、日常茶飯事の出来事です。
ですので、英語をしようと思いたった時に、勉強時間は作らなければ絶対出てこないということは理解していました。
時間がない問題
- 机に向かう勉強は朝だけ
- 隙間時間は全部英語へ
- 耳が空いている時間も英語へ
細かいやり方はこちらの記事をどうぞ
割と徹底的にやりましたので、なんとか睡眠7時間をキープしたままで,約2時間の勉強時間を積み上げられました。
とにかく、貯金と同じで時間は自然とは余らないので、意識的に作ると言うか生み出すことが必要です。
英語環境がない → 身の回りのものを可能な限り英語にする
これは目にふれるものとにかく英語にしました。例えば
- 電子機器の言語設定:自宅のパソコン、 スマホ、 Kindle
- サイトやアプリ: Amazon の言語設定、スマホのアプリ、登録サイト
- 日々の習慣:家計簿、手帳、メモ、日記
家計簿は物の名前やスペルがわからないので、かなり面倒くさかったです。
最初は時間がかかってしまって
これは本末転倒じゃないか?普通に日本語で記入して、余った時間で英語を勉強した方が有意義では?
と思ったことも正直あります。
しかし、とにかく続けました。もはや、考えすぎて思考停止していたのかもしれません(笑)
最終的には、これは非常に役に立っているので、結果オーライ
日々の生活で使っているものを英語にするということは、実際に使う英語を覚えるということだからです。
これらの習慣は今でも続いていて、手帳やマインドマップも可能な限り英語になっています。
必要性がない → ノースキルで年齢を重ねる危機感
私は英語そのものができるようになりたい!という気持ちから英語学習をしていたわけではなく、
スキルを身に着けたい。環境をかえたい(転職したい)というのが、きっかけでした。
ネガティブ95%くらい(笑)
なので、ことあるごとにこの気持ちを振り返り、また、次のような危機感をあおる本を読んでモチベにつなげていました。
少しずつ、点数が上がったり、英語が話せるようになってくると英語自体が楽しくなってきたので、気持ちも大きく変わりました
チェックポイント
×:最初から得意 → 楽しい
◎:できないけどできる方法を探した → できるようになった → 楽しい
先延ばしは諦めるよりもタチが悪い
実は、やる方法をさがす or やらない言い訳をするの他にもう一つ選択肢があります。それは先延ばし。
今は○○だからできないけど、それが終わったらやろう
○○ができるようになったら始めよう!
一見、前向きにも見えますが、
あなたは始めるまでの間ずっと、いつかやろう、いつかやろうと無意識のうちに考え続けるわけです。 脳内メモリの無駄づかい。
たちの悪いことに、「いつかやる」も言い訳のひとつとして成り立ってしまいます。
残念ながら、ちょうどいいタイミングは永遠に来ない。そして、とにかく、手をつけてみないことには何も分かりません。
それが自分に合っているのか、思ったよりも簡単なことか、難しいか。試してみて、まだ早いと思っても何が足りないのか、実感できます。
あるいは自分に合わないと思ったら、その時点でやめても構わないのです。
とにかくまずやってみてそれから考えて欲しい。できないと思うのであれば、できる方法を探してほしいと思います。
まとめ
- 言い訳してやらなかったことは結局また戻ってくる
- その場は楽でも、低評価などの形で自分に返ってくる
- 他人の才能は関係ない。自分を変えられるのは自分だけ
- やらない言い訳はできる方法を探すヒント
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