どれだけ英語を勉強しても自信がつかない理由と対処法
少しずつ TOEIC の点数は上がっているのに、英語の自信はないなぁ
中級者は”英語を学ぶ”から”英語を使う”へ少しずつシフトしましょう
どれだけ勉強しても自信がないのはなぜ?
なぜあなたは一生懸命勉強しているのに、 少しずつ試験の点数もあがっているのに、英語に自信がないのか?
答えは、シンプル。英語を使っていないから。
どれだけ、英検の単語を覚えても
どれだけ、音読を繰り返しても
どれだけ、瞬間英作文をやっても
やっぱり使わないことには、いつまでも学習者のまま。スタートラインに立てません。
英語力の向上に必要なのは、英語力だけじゃないんです。
英語を使う前に準備をしすぎる日本人
日本人にありがちなのが、事前準備を一生懸命にしてしまうこと。
間違えたくない。失敗したくないという気持ちが背景にあるのでしょう。
この単語帳をあと5周したら、TOEICを受けよう
TOEIC が900点になったら、オンライン英会話をしてみようかな
などなど。
その気持ちすごくわかります。私もそうでした。
かなり心配性なので、とにかくうまくできるように準備してからじゃないと、先に進みたくない気持ちがとても強かったです。
もちろん、文法や単語力がほとんどない状態でいきなり英会話を始めても効果はありません。まずは基礎力をつけるのが先決です。
しかし、周囲を見ていると、その逆の方がとにかく多いな~っと思います。
もう旅に出る準備はできているのに、いつまでもステップアップに踏み出さない。
むしろ、自分がもう準備できていることに気づいていない…?とすら思えます。
ちょっとだけ考えてみてください。
例えば TOEIC で800点取ったら、英検準1級に合格したら…あなたの準備は万端になりますか?
このような考えの方は、目標に到達しても
やっぱりTOEICは900点ないと…
やっぱり英検一級がないと…と
どんどん、どんどん先延ばししてしまうのではないでしょうか?
その理由は単純。先に進めない理由は、英語力がたりないからではないからです。
自信があるからやるのではなく、やるから自信がつく
ここで身も蓋もない話をしてしまうと、どれだけ頑張って勉強しても、それを使わないことには、いつまでも自信はつきません。
なぜなら英語を話すことに対する自信は、英語を使ってみて初めてつくものだからです。
どれだけテストでいい点数を取ろうと、一人で練習をしようと、実際にやってみた体験をなくしては、自信はつきません。
本当に小さなステップからでいいので、英語を使うという事を始める必要があります。
例えば
- 言語交換アプリのHello talk で短い英文を投稿してみる
- オンライン英会話を始めてみる
- 英語学習者がいるオンラインカフェに参加してみる、etc
オンライン英会話というと難しく感じるかもしれませんが、教材を使用すればやることは決まっていますし、先生も慣れているので、ある程度リードしてくれます
英語力を向上させたいなら、本当に小さな事からでもいいので、実際にあなたの英語で何かをするということを少しずつ始めてみましょう
初心者さんならオンライン英会話はネイティブキャンプがおすすめです。
無料で7日間体験できます!
詳しくはこちらの記事でも説明していますので、良かったら合わせて参考にしてください。
日本では英語を使う機会がない。という問題
でも英語を使う機会って、なかなかないんだよね…
アウトプットしようと思うと、日本では、なかなか英語を使う機会がないという問題があります。
これについては別記事でまとめていますので、参考にしてください。
最も英語力と自信が伸びるのは、英語で稼ぐこと
数ある英語を使う選択肢の中で、最も英語力と自信を向上させるのは英語を使って稼ぐことだと思っています。
このブログですすめているコンセプトでもありますね
英語を仕事で使う事の効果
なぜなら、仕事で英語を使うことにより、以下の効果がでてくるから。
- 英語に触れる時間が増える
- やるべきことがはっきりする
- 英語を使う時に責任感が伴う
WANTからMUSTになり、使う目的がはっきりすると、学習者という立場にいた時とは気持ちと取り組み方が変わります。
実際、私も、もっと英語に触れたくて、英語を使う仕事を探して転職しました。
目的が、英語を学ぶから、
- 英語を使って仕事を進める
- 英語のサイトや資料を読み込む
へと変わり、大きく英語力が向上しています。
×:英語を仕事にする → 英語を学ぶ必要がなくなる
◎:英語を仕事にする → さらに明確な目的を持って、英語を学ぶようになる
加えて、毎日の英語に触れる時間が、1時間程度 → 4~10時間と大幅に増加したのも、大きな変化。
1日当たりは1時間と4時間の差でも、1年後には1000時間以上の差がつきます!
ちなみに、英語を使う仕事と言っても、必ず英語が話せる必要はありません。
- 英文メールのやり取り
- 英文を読んで調べる
ようなものもあります。
このような仕事からステップアップすることも1つの方法ですね。
英語を使う仕事は転職サイトで情報収集
実際にどんな仕事があるのかを探すなら、転職サイトなどで情報収集ができます。
転職活動をしなくとも、どんな需要があるのかを知ることは、今後の方向性を考えるためのヒントになります。
実際に転職までするなら、絶対にエージェントさんを使った方がいいですが、まずどんな仕事があるかを見てみるなら、求人数の多い大手や英語特化型の求人サイトをで十分です。
いきなり転職なんてハードルが高すぎる…
という方は、興味のある副業やボランティアなどにチャレンジしてみるのも◎
特に、在宅で始められる英語を使った副業をこちらの記事で紹介しています。
仕事は求人サイトなどもありますが、個人でやりとりできるクラウドソーシングサイトの利用がおすすめ
英語を活かせる副業
- 日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」
- 得意を生かして好きな時間に副業できる【ココナラ】
定番の翻訳だけでなく、英語でのリサーチやメールの問い合わせ代行など、多種多様な仕事があります。
学んだ英語は使わないともったいない
英語学習者さんを見ていると、二つのパターンがあります。
いつまでも学習を続けレベルアップしている人
学習者から英語を使うにシフトした人
これは、どちらがいいとか悪いとか言うことではありませんが、やっぱり私は、せっかく、英語が使えるのにそれを活かさないというのは、すごくもったいない!と思ってしまいます。
「通訳アプリ、 Google 翻訳の制度がどんどん上がっててもはや英語を勉強する必要ない」
という話も聞きますが、それに頼り切るには技術が追いついておらず、英語が使える人材の需要はまだまだ高いです。
今のうちに行動して実績を積んでおくことが、将来本当に英語だけでは通用しなくなった時の支えにもなります。
ぜひ、英語を使う一歩を踏み出して、自信をつけていきましょう
まとめ
- 英語を使う経験なしに、自信はつかない
- スモールステップでいいから、英語を使うことを始める
- 最も効果が高いのは、英語で稼ぐこと