購入前の本がコーヒー1杯の値段で読める。ブックカフェの使い方
立読みだとちょっと店員さんの目が気になる…気兼ねなく本が読みたい
話題の本を読みたいけど、全部買うるとお金がかかるなぁ
そんな方にはブックカフェがオススメです!
皆さん、ブックカフェという言葉ってご存知ですか?
以前は、本屋で本を読むと言えば、(店員さんの目を気にしながら)ぱらぱら立ち読みするものでした。
しかし、今ではブックカフェという、本屋とコラボしたカフェがどんどん増えてきているのです。
本1冊よりも安いコーヒー1杯の値段で、最新刊から話題の1冊まで購入せずに読めてしまうというから驚き。
本を買うことによってかかるコストも抑えられるし、本が増えてしまってスペースをとるというような悩みからも解放されます。
本記事ではブックカフェとその楽しみ方、利用の注意点について紹介します
この記事を読めば、ブックカフェに興味はあるけれども行ったことがない、どんな感じかわからなくて不安という方も、きっと行きたくなりますよ
とはいえ、時間がない、こどもがいてなかなか外出できなーいって方には、
Amazonの定額読み放題 Kindle Unlimitedでの読書がオススメ
詳しくはこちらの記事をどうぞ
ビジネス本1冊より安い読み放題。Kindle unlimitedのメリット・デメリット
ブックカフェってどんなところ?
ブックカフェとは本屋とセットになっているカフェ
ブックカフェは文字通り、ブック&カフェ。
ブックカフェと言われたら次のようなパターンがあります。
- 本屋さんの中にカフェが併設されている
- 大量に本が置かれていて、読み放題のカフェ
この記事の中では、本屋さんの中にカフェがあるパターンのブックカフェについて説明します。
数年前までは、ブックカフェがあるのは都内ばかりでした。
近年は、TSUTAYAなど大手の本屋がブックカフェ型の店舗を広げているため、全国に広がっています。
あなたの家の近所にもあるかも?
◆全国のTSUTAYA ×スタバ ブックカフェ店舗
他にも、都内などの大都市には、おしゃれな雰囲気やユニークなコンセプトを持つブックカフェがたくさんあります
ブックカフェが増えている理由
ブックカフェはどうして増えているの?
店舗型本屋の生き残りのためです
ブックカフェがなぜ増えているか?
それは本が売れなくなってきて、町の本屋さんの経営が厳しくなってきているからです。
近年では、ゲームやYouTube、見放題の動画など娯楽がたくさんあります。そもそも本を買う人の人数は減少。
加えてもう1つ、皆さんは本をどこで買いますか?
- 近所の書店
- Amazonや楽天などのECサイト
- 電子書籍で読む
以前は、本を買うといえば本屋さんというのが当たり前でしたが、近年は選択肢が増えています。
品揃えが豊富なECサイトや電子書籍などの利用が増えたことも要因。スマホでマンガや雑誌を読むのは、今では当たり前ですよね。
なので、書店そのものの数もここ10年で半分近くに減っています
あまり売れない本だけを置いていても、なかなかお客さんは増えません。
ですので、本そのものではなく、より利益率の高いカフェや雑貨を売るような店舗が増えているのです。
ブックカフェを利用することで、私たちは本が読めるし、本屋さんの売り上げにもつながるんですね
ブックカフェのメリット
ブックカフェを利用するメリットは、以下の通り
- 非日常:店舗ごとにコンセプトが異なる
- 集中力:カフェの雰囲気+音で集中力があがる
- 低コスト:コーヒー1杯の値段で本を読むことができる
- 最新刊:人気の本、話題の本、最新刊が取り揃えてある
などです。順に説明します。
非日常:店舗ごとにコンセプトが異なる
ブックカフェと一口にいってもその形態は様々です。
- 照明明るめのスタイリッシュな雰囲気のお店
- カフェの雰囲気を活かした、馴染みのあるお店
- 広々とした空間が特徴的なお店
- コワーキングスペースやキッズスペースが入っているお店
特に都市圏では選択肢が多いですね
もちろん、読書に限らず、カフェとしてだけ利用したり、勉強をするのもOK
電源やwifiのサービスがあるところも多いです。
集中力:カフェの雰囲気+音で集中力があがる
カフェの環境音は、集中力を高める効果があります。
特にクリエイティブ性に対しては、図書館のような静かな空間よりも、カフェのような適度な雑音(70dB程度)がある環境の方が、結果がよかった、という実験データがあります。
また、周囲に人がいることにより、自己認識力が高まります。
カフェで読書に集中している自分というイメージにより、集中力を維持しやすいそうです。
低コスト:コーヒー1杯の値段で本を読むことができる
ブックカフェでは本を購入するよりも、安く読書することができます。
本が1000円前後、飲み物が数百円くらいですから。
本自体の情報 + 素敵な空間で本を読める時間
を買えるとなれば、そのお得さははかり知れません。
最新刊:人気の本、話題の本、最新刊が取り揃えてある
図書館などでは、話題の本は予約が埋まってしまいます。
人気の本は、しばらくは本棚には並ぶことはありません。
しかし、ブックカフェでしたら、話題の本や新刊本も揃っています。
ジャンルごとのランキングもあるので、どんな本が人気かも一目瞭然。
気になる本を見比べながら選べるのは本屋の楽しみの1つですよね。
ブックカフェの利用方法
カフェで注文すれば、本屋さんの本を持ち込んで読める
でもブックカフェってどうやって使うの?
細かいルールは店舗によって異なります
入り口に説明書きがある場合が多いですので、見つけたらよく読みましょう。
例えば
- 1杯につき1冊まで持ち込み可
- もう1杯たのめばもう1冊持ち込めるか、一度出る必要があるか?
- 時間制限はあるか?
などと、書いてあったりします。
もし、見当たらない場合は、スタッフさんに直接確認しましょうね
また、時間制限はなくとも、混雑時には声をかけられる場合もあります。
例えば私がよく行く蔦谷(つたや)書店の場合はこんな感じ
- 注文1回につき本は1冊まで
- 時間制限は特になし
- もし、もう1冊読みたい場合は再度注文が必要
- 本を持ち込まず、勉強やカフェとしての利用ももちろんOK
文庫本やビジネス本1冊なら2時間弱過ごせますね
気になる新刊がコーヒー1杯でよめるなんてお得すぎ!
もしもブックカフェで売り物の本を汚してしまったら店員さんに報告
ここで気になる疑問をひとつ。
本にコーヒーがついちゃった!どうしよう……
カフェで読書なら、飲み物をこぼしてしまうようなアクシデントも考えられます。
もしも、本を汚したりした場合、どうしたらいいのでしょう?
回答:店員さんに素直に伝えるしかありません
汚してしまったものをそのまま戻してしまうと、万が一気づかず購入してしまった方が困ってしまいますし、お店にも迷惑がかかります。
必ず店員さんに伝えるようにしましょうね。
まとめ:ブックカフェは本屋×カフェ 本好きさんは一度訪れてみよう♪
- カフェと本屋が併設されている店舗
- カフェでの注文をすれば、本屋に並んでいる本が無料で読める(ルールは店舗によって異なる)
- お得に新刊や話題の本を読むことができる
- もしも汚してしまったら店員さんに伝えよう
図書館とはまた違って雰囲気で本が読めるブックカフェ。
まだ行ったことない方は、ぜひお試しください。