[TOEIC 900]中途採用の転職で、資格を活かす方法[資格]
この履歴書の資格欄が埋まればなぁ
資格をとりたいけど、この資格役にたつのかなぁ
忙しい社会人が仕事以外の時間を割いて勉強するなら、収入アップや転職に役立てたい!っと思いますよね。
せっかく時間をかけたのに、全然使えなかった…という事態は避けたいもの。
私はもともと転職に活かすために英語学習を始めてTOEICのスコアを上げました。
リクルートエージェントなど、複数のエージェントさんとお話したり、実際に転職活動したりしましたが、TOEICスコアなどの資格は万能ではありませんでした。
それでも、アプローチ方法を変えることで評価へとつなげ、内定を獲得。
今は、採用面接に入ることもあり、企業側からの目線もわかります。
この記事では、こんな方向けに資格を転職活動に活かす方法を説明します。
- 転職活動に活かす資格を取りたいと思っている
- 資格はもっているけれども、いまいち評価されない
- 何の資格を取るべきか迷っている
ぜひ最後までお読みください。
TOEICテスト対策なら
資格は転職の役に立つのか?
結論から先に言うと、資格は万能ではありません。
「こともある」ってちょっと曖昧な言い方の結論になりました。
なぜ曖昧なのか、理由はあなたが目指す業界や、あなた自身の属性にもよるからです
業務内容に合わなければどんな資格も使えない
まず当然のこととして、業務内容に合わない資格をアピールしても無意味です。
何でも取ればいいってもんではないですね。
例えば、私は甲種危険物取扱者と言う、化学物質系の資格を持っています。
前職は化学系の製造業だったので、危険物庫への入庫や扱いに資格が必要であり、使える資格でした。
しかし、転職活動で化学が全く関係ない会社に対して、「危険物持ってます!」とアピールしても
いや、うち化学物質扱わないし…
となります。逆に会社の業務内容が分かっていないなどと、悪い見方をされることになりますよね。
(経歴なので、書いておく分には問題ないと思います)
一方、保険の営業職に応募する場合、ファイナンシャルプランナーの資格を持っているなどというのは有利に働きますし、
保育士など、そもそも資格がなければ仕事内容が制限される場合もあるでしょう。重要なのは、その資格と仕事内容が合っているかどうかです。
【重要】30歳過ぎたら、資格よりも実務経験が重視される
中途採用に求められるのは即戦力
実際のところ、資格の重みは、あなたが新卒か、中途の転職かによっても変わります。
新卒の場合はまだ仕事の経験がありませんので、ある意味ポテンシャル採用。
要は、知識や経験はなくても、会社が教育をし、育てていくという前提です。
まだ実績などがなくてもマイナスにはなりません。
そこで、業務内容に合う資格を持っていると、基礎知識はある&学ぶことに抵抗がないなどと好印象に捉えられます。
一方で中途採用、特に30代を超えてくると、求められるのは即戦力。
資格そのものよりも、その資格を使って何ができるかということが問われます。
資格試験は、たいていは自分で勉強をして、試験を受けてるものが多いですよね。
つまり、まだ知識だけの段階。
実際に、職場で求められるのは、その知識を応用して現場で使えるか、ということ。
30代で社会人経験があるなら、どんな実績を積んできたか。
逆に資格だけ持っていてそれを生かした経験がないと、なぜという質問が来るかもしれません。
その場合しっかり答えられるようにしておきましょう。
年齢があがるにつれ、評価されるのは資格よりも、即戦力になるスキルと実績。
それでもせっかく取った資格をアピールしたい場合
じゃあ、資格なんてとっても意味ないの?
このような疑問が出てきてしますかもしれませんね。資格そのものでなく、取得までの過程を活かすという選択もあります。
たとえばTOEIC。面接を担当しているなら知らない人はいないくらい、 非常に有名な英語試験です。
英語を使わない仕事では、英語力そのものをアピールしてもあまり意味はありません。
しかし、そこに至るまでの努力などを伝えて、新しいことに積極的に取り組めるとか、コツコツと一つのことに集中できるなどと別の方法でアピールに利用することができます。
あまりマイナーな資格では、難しさなども分かりませんので印象は薄いかもしれません。
TOEIC は錯覚資産としては非常に優秀なので、そういう意味では持っておくと有利です。
錯覚資産についてはこちらの本が分かりやすいです。
資格を活かした転職体験談 Yomekoの場合
私は 転職時、TOEIC 840点を持ってましたが、実務経験はありませんでした。
新卒で入った会社では、業務に英語は不要。でも英語を使った仕事がしたかった私は、転職活動しました。
やはり TOEIC だけ、実務経験なしでは弱かったので、
- オンライン英会話を続けていたこと
- フルタイムワーキングマザーとして働きながら、半年で780点まで到達した
ということを足がかりに、
- タイムマネジメントができること
- 計画立てて、自発的に新しいことに取り組み、実績をだした
- 実務を見据えて、資格だけでなくオンライン英会話にも取り組んだ
という点も含めて伝えました。
転職を有利にしたい?最善策は資格取得なのか?
ここで考えて欲しいのは、もしあなたが何かを勉強しようと考えているならばその目的は何かというところです。
何が言いたいかと言うと、目的が転職活動なのであれば、資格取得が最善の道とは限らないのです。
それよりも、
- 本業でこういう実績を出した
- 資格はないけれどもプログラミングでこんなことができる
というようなことの方が即戦力として見られます。
資格を取るその先に何があるのか一度考えてから勉強した方が、
せっかく取ったのに何の役にも立たなかったな
ということを回避できます。
どんな資格が役立つかはこちらのページも参考にどうぞ
資格を取るべきかわからない場合、プロに相談するのも一手
結局どうすればいいの?資格勉強止めた方がいいの?
と混乱してしまった方もいるかもしれません。
あなたがどういう仕事をしたいのか、そのためにはどういうことを今後行っていた方が有利になるのかということがわからない場合、プロに聞くのも一つの方法です。
私は20代の後半に初めて転職エージェントサービスを利用しました。
結局、転職はしなかったんですけど、今後のためにどういうことやって行ったらいいかという話までしてもらいました。
その時の話も参考にして、2度目の転職では希望する仕事を見つけることができました。
エージェントなら一般論でなく、あなたに合った個別のアドバイスももらえるし、アドバイスだけもらって転職しないとなっても問題ありませんので、一度話してみると良いと思います。
おすすめ転職エージェント
◆未経験なら
また、エージェントがハードル高いなら、まずは本で転職の考え方を知るのががおすすめ
今の時代、市場に求められているのは何か、それをどうみがくか。
そこを知るだけでも、日々の仕事の見方が変わってくると思います。
まとめ
資格は転職活動の役にたつのか
- 重要なのは業務内容と合っているかどうか
- 年齢が上がれば、スキルや実務経験が重視される
- 市場価値を意識して、資格に挑戦するか決めること