遅すぎるなんてことはない!
英語や、何か新しいことを始める時に、
つい「もう、遅いかな…」と感じてしまうことはありませんか?
私も20代までをだらだらと過ごしてたので、30歳でやりなおし英語を始める時には、
って、正直思ってました。
しかし、
30歳からやり直し英語を始めて、33歳で海外製品の技術職に転職できました
私は大人になってから英語を始めても、生活は変わると感じています。
とはいえ、実際に始めようと思った時に、全く先が見えないと不安ですよね?
そんな方のため、1つの例として参考にしていただければと思います。
- 大人になってから、英語を始めて身に付くのか不安。
- どうやって英語力が伸びるのか、イメージがわかない
- 実際に大人から英語を始めた人の勉強法が、知りたい。
本記事では、私が実際にやってきたことを書いています。
おすすめの勉強法については、こちら↓をご覧ください。

英語学習の道のり
初期:中学英語 ~ TOEIC 445点まで
私が最初に始めたのは、中学英語の復習。
実家に帰った時に本棚から、リアル中学時代の「整理と対策」という本を引っ張りだして取り組みました。
- 中学英語の復習
左側の説明を読み、右側の問題を解くというシンプルな構造。
これを1周したくらいのタイミングで、まずTOEICを受験しました。
LR 445点 (L:225点 R:220点)
半年後:TOEIC 780点まで
その後に取り組んだのが、以下の3つ
- 発音
- 高校レベルの文法
- TOEIC の模試
発音
フォニックストレーニングという本で、基本の学習しました。
今から始める方なら英語耳の方をお勧めします。
初期にとりくんでください!
リスニングや単語学習に音声を使用する方が効率的なため、発音は後回しにしないこと。
高校レベルの文法
こちらもまた、学生時代の本を活用。
英語の授業で使っていた、Forestという文法書
頭から読んで、チェック問題も解いて、とりあえず1周しました。
最新は、Evergreenという本に名前が変わってましたね。しかもカラー!
私のモノクロなのに!?
TOEICの勉強
この辺でTOEICへの興味が高まったので、TOEICの勉強へと移行。
やったのは、
- テクニック本
- ヒロ前田先生の究極の模試
公式問題集は800点を越えるまで、やったことがありませんでした。
解説があっさりしているという評判と、公式でない模試に比べて高いので。
テクニック本はあっさり読んで、ヒロ前田先生の模試を3回チャレンジ法で実施。
隙間時間にリスニング問題のシャドウイングをずっとやってたら、リスニングが210点アップしました。
LR 780点 (L:435点 R:345点)
~1年半後:TOEICやり込み期 840点まで
- 単語力強化
- TOEICパートごと問題集
- シャドウイング
Studyplus(学習記録サイト)の履歴からもわかるように、この時期はいろんな本やアプリに手をだしていました。
教材ごとの時間で色がつくため、かなりカラフルです。

教材の浮気はダメ。1冊をやり込め!という意見もあります。
でも、飽きて手がとまるくらいなら、気になる本は買っちゃっていいと思います。
いろいろやりすぎたので、その中で特によかった教材だけ載せておきます
単語帳
これは2冊やりました。
DUOと金のフレーズです。
特にDUOは文章形式だし、1時間で1周できるので、めっちゃシャドウイングしました。
流しリスニング含めたら、200周くらいはしてます。
金のフレーズもシャドウイング。途中で若干飽きたりもしつつ。
このあたりで、1年半経過。 累計の勉強時間は630時間。
- LR 745点 (L:375点 R:370点) (1回点数が落ちる )
- LR 840点 (L:460点 R:380点)
~2年後:オンライン英会話期
TOEICで800点を越えてからは、文法はまだまだできない自覚はあったのですが、会話の方に力を入れ始めました。
なぜならそっちのが楽しかったから
- オンライン英会話
- 多読
オンライン英会話
当時は月5000円以下だったので、DMM英会話を選択。 週2~3回ペース。時に月1.
オリジナルのビジネス教材を、No.1からやったり、デイリーニュースやったりました。

ただ、今からオンライン英会話を始めることを検討している方には、NativeCampの方をお勧めします。(2020.3月時点)

瞬間英作文
瞬間英作文もこのあたりから何冊か実施。
王道のどんどんと、会話できる英文法もやりましたが、
個人的に一番良かったのは、英会話ペラペラビジネス。
1度習ったフレーズがまた別のフレーズの例文で繰り返し出てくるので、身に付きやすい。
私のビジネス英会話の基礎を作った本だと思っています。
多読
もともと本も好きだったので、英語の本もちょいちょい読み始めていました。
最初は粋がってネイティブ向けのペーパーバックを買って即挫折
その後、英語学習者向けの文法・単語制限本 グレーデッドリーダーズ&Kindle という最強の組み合わせに出会い、100万語の英語多読を達成
https://yomekoron.com/readingenglishbookbykindle/
3年後:英語力を活かし転職 (海外製品事業の技術職)
この頃から、英語を勉強する時間が足りないことに、 不満を覚え始めていました
朝活と通勤時間のリスニング、隙間時間。
最大でも1日2時間程度です。
また、フルタイムの仕事 & 家事 & 2人の幼児 の合間をぬって、コツコツ積み上げてきた勉強。
このまま勉強し続けるだけでいいの…?と何度も考えてました。そして、
と、転職活動をし、無事に内定をいただくことができました。
大学から含めて14年近く携わっていた化学から離れることよりも、
これまで学んできた英語を実践で使えるワクワク感の方が大きかったのを覚えています

4年後:目標の累計1,000時間の勉強達成!
これらを続けて、英語学習開始時の目標であった、累計勉強時間1000時間を達成!
元々1,000時間やればそこそこできるという話を信じこんで始めた英語学習。
自分の英語に満足はしていませんが、4年越しの積み上げに達成感はありましたね。
5年後(現在):海外事業部、TOEIC 935点、英語スピーチ
現在も英語との関わりは続いています。
初期ほどがっつり英語に集中はしていませんが、何らかの形で毎日英語に触れています。
TOEICもついに900点を突破しました。

英語でアウトプット
まだまだつたない英語力ですが、英語でアウトプットすることにも挑戦中。英語のスピーチクラブに入り、パブリックスピーキングを学んでいます。
「英語を勉強する」だけでなく、「練習する」ということも覚えたのもこのころ。
国際スピーチコンテストにも出場しました
たくさんの英語仲間にも出会えたのも大きな財産
忙しいワーキングマザーでも、英語を習得できたコツ
私が英語学習を開始した時は、フルタイム仕事と、2人の育児でわりと忙しいタイミング。
そうでなくとも、現代人は基本忙しいですよね。
そんな中、コツコツ続けるために、やってよかったことは以下の4つ。
今、英語学習をしている方も、これから始める方にもぜひおすすめしたいです。
- 勉強する時間をきめた
- 目標を決めた
- 学習記録アプリに登録した
- 毎日英語に触れた
勉強する時間をきめた
私は子供がいたら勉強できなかったので、とにかく朝にやる!
こどもと一緒に9時には寝るので、4時に起きて1時間~1時間半くらい勉強してから、仕事に行っていました。
子どもが起きてくる前の家事の時や通勤時間はリスニングやシャドウイングにあてて、英語に触れる時間としてました。

目標を決めたこと
英語学習をするにあたって、
と、いう説を何件か見たので、
それでだめなら別のことしよう
と考えました。
1,000時間経過までは、良し悪しを判断しないで愚直にやる。と。
結果的に、英語好きになったので、よかったです
学習記録アプリに登録した
上記の1,000時間とも関係しますが、最初の頃、特に発音とかを地道にやってる時期ってすごくしんどいです。
社会人の独学は割りと孤独ですし。
そんな時、自分の実績の積み上げが、支えてくれます。
たった数分のアプリ勉強でも、やったらこまめに記録していました。
毎日英語に触れた
学習記録アプリで見ると、最初の1年半くらいは1日も休まずに英語学習をしてました。
もちろん毎日1時間やってたわけではありません。
アプリで3問解いただけ。なんて日もありました。
それでも、なんか続けてると止めるのが惜しくなるんですよね。
それから、日常的に英語に触れる機会がなかったので、とにかくあらゆるものを英語化しました。
- デバイスの言語設定(PC,スマホ,Kindle)
- 家計簿
- 手帳
- メモ書きやファイル見出し等
子どもの絵本のお話会で、子どもを抱っこして聴きながら、
聞こえてくるお話を脳内で英訳していることまで
とにかく、何とか英語の割合を高めたかったんですね。
ちなみに英語ブログもやってましたが、こちらは続きませんでした。(苦笑)
とにかく、少しでも上達したいという気持ちでコツコツやってました。
30歳過ぎてから英語を勉強して得られたもの
英語を勉強して得られたもの
もちろん、英語力は身につきますが、それだけじゃなかったと思います。
- 英語を勉強してる人とのつながり
- 海外の会社とビジネスする機会
- 早起きの習慣
- 勉強を継続する習慣
- 目標や計画を作成して達成する力
その中で最も貴重なものが
これに尽きると思います。
私は、高校で0点とったり、大学留年したり、不器用でコミュ障でネガティブ。
いつも2つ上の姉の後ろをついて回っているような人間でした。
しかし、自分の手で頑張って結果を出してから、こんな自分でもやればできるんだなって、実感しました。
今でも内向的やネガティブな性格は変わっていませんし、
他人の目はめっちゃ気になりますが、
それでも自信と行動力がついて、人生変わったなと思います。
まとめ
本記事では、私がやってきた英語学習の道のりを書いてきました。
1例ではありますが参考になれば幸いです。
- 文法・発音・単語などをコツコツやれば必ず成長する
- 大人になってからでも、英語は話せるようになる
