英語が好きなのに、英語を使わない部署に異動を命じられたらやるべきこと
英語を使う仕事が好きなあなた!グローバルでビジネスする仕事は、ワクワクしますね。
このままずっと英語を使う仕事で活躍したいと思っていたのに、ある日突然
「来年から部署異動ね」
えっ、国内調達?英語全然使わないじゃん
なんてこと、ありませんか?
英語はあくまでツール。大事なのは仕事で成果を出すこと
英語が好きな方なら、そんなことは頭では分かっていても、「英語を使う環境が日常にあることの重大さ」も同時に実感していますよね。
ただでさえ英語を使う機会が少ない日本。
ましてや、ビジネスのツールとして英語を使える環境は、なかなか代えがたいもの。
私自身も少し仕事内容が変わったとき
英語を使う機会減っちゃいますね
としょんぼりしていたら
別にいいんじゃない?
といわれて
よくないわ(怒)
と、思った記憶があります。
では、どうすればいいのか?
本記事では、英語を使う仕事がしたいのに、使わない場所に異動になった時の対応について書いていきます。
本記事の内容
- 英語を使わない部署・職場に異動と言われたらどうするべきか、その理由
- 新しい仕事で心がけること
- どうしても英語を使う仕事がしたい場合の対処法
結論:まずは新しい仕事やってみる
結論から申し上げますと、まずは新しい部署での仕事をやることをすすめます。
その理由はこちら
- 実績が1つ増やせる。
- 異動になったということは他に適正がある可能性も。
- 合わないなら、そこから転職すればいい
逆にやってはいけないことは、退職をほのめかしたり、感情的に反発すること。
もし、転職したい場合や社内交渉するしても、有利に進むように準備しなくてはうまくいきません。
どうしても英語を使う仕事じゃなくては嫌だ
という方は、こちら↓の章からお読みください
実績が1つ増やせる
英語を使わない部署に異動になったということは、別の仕事をするということですよね。
つまり、今までしたことがなかった仕事の実績がひとつ増えます。
仕事の経験値が増えるということは、視野が広がるという良い面もあり、何より転職活動などで有利になるカードが1枚増えることになります。
自分にとっての新しい挑戦ならば、やってみないと合うかどうかわかりません。
最初から食わず嫌いで拒否するのではなく、せっかくのチャンスならまずはやってみることがおすすめ
もし、
どうしても合わない。やっぱり転職したい
ってなった場合にも、取り組んだ仕事の実績が1つ増えた方が経験値としては高くなり、有利になります。
異動になったということは、適正があるのかも?
会社における異動の理由は様々です。
- 事業を拡大する
- 退職や育休で人が足りなくなった
- ジョブローテーションで、いろいろな経験をさせたい
会社や部門によって考え方は違います。
しかし明らかに合わない人を異動させようということはありません。
なぜなら会社にとって大事なことは、うまく仕事を回して利益を出すことだからです。
部署異動の打診が来たのは、多少なりともその適性があると判断されたからです。
あなたにとっては当たり前だと思っていた仕事の実績が評価された結果かもしれません。
だからこそ、チャンスがきたなら、その仕事に取り組んで自分自身で感触を確かめてみることが大切。
自分の好きは気づきやすいけど、得意って以外と気づきにくい。本人は自分のスキルに満足していなかったり、当たり前にできるから気づかなったりもするしね。
だからほかの人、特に普段一緒に仕事している人からの客観的な評価ってすごく参考になりますよ👀— Yomeko (@Yomekoron) November 30, 2021
やってみて合わないなら、そこから転職すればいい
でも実際に仕事をやってみてそれが自分に合わなかったら困る
そんなふうに思うかもしれません。
もし合わなかったら、そこから行動を起こせばいいんです。転職でも、副業でも。
会社員は会社からお給料もらっていますが、仕事を選ぶ権利は変わらず持っています。
やってみて、
- どうしても合わない
- やっぱり英語を使う仕事じゃなくては満足できない
と思ったらそこから行動しましょう。
新しい仕事をしながら心がけること
あなたが英語を使う仕事をしたい場合でも、一度は新しい仕事に取り組むことをオススメしています。
しかし、この記事を読んでいるということは、やっぱり英語を使う仕事がしたいという気持ちがどこかにありますよね。
その場合、次につなげるために、仕事に取り組むにあたって心がけるべきことがあります。
- 新しい仕事の実績を作る
- 英語力は落とさない
- 英語を使う仕事がしたいことを隠さない
- 定期的に職務経歴書更新&エージェントと面談
新しい仕事の実績を作る
新しい仕事でも、成果を出して実績を作りましょう。
仮に希望しない異動だったとしても、
こんな仕事したくないな~
…のような後ろ向きな気持ちで仕事をすると、成果もでません。
そもそも楽しくないですよね。
仕事は毎日のことなので、ネガティブな気持ちを持ってしまうとつらいです。
もし、転職をするとしたら、数か月先に交渉をするとしたら…ここで実績を作っておいたほうが絶対に有利です。
自分が成長するチャンスと思って前向きに取り組みましょう。
職務経歴書にかける実績も増えます
英語力は落とさない
せっかくこれまで培ってきた英語力を落としてしまうのはもったいない。
もしもチャンスがめぐってきた時に、英語力がさびついてしまっていたら、チャンスを逃してしまいます。
仕事の中で英語を使う機会がなくなったとしても、英語力は落とさないように日々の習慣に組み込みましょう。
そうは言ってもひとりで英語を勉強するのは続かないよ…
必要性がなくなると、取り組むモチベーションは下がりますよね。人間だもの。
そんな方はすきま時間学習を日常に組み込みましょう。
すきま時間学習のコツは以下の記事にもありますので、参考にしてください。
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※無料期間は申込日を1日目とします
英語を使う仕事がしたいことを隠さない
英語を使わない仕事をしている中で、
英語を使う仕事がしたーい
ということは現状の不満のように聞こえかねませんので、ネガティブにならないよう言い方に気を付ける必要があります。
しかし、自分の希望を日頃から伝えておくと、チャンスがあった時に巡ってきやすくなります。
誰かに仕事を依頼するとき「やりたい」といっている人がいたら、その人に頼みたくなるのが心情
もちろん、部署の仕事範囲などの制限はありますが、単発のちょっとした事、何かのプロジェクトが出てきたときに、
英語と言えばあの人かな…
とあなたが頭に浮かぶようになりましょう。
定期的に職務経歴書更新&エージェントと面談
職務経歴書は定期的に更新しましょう。
日頃からやっておくと、自分がどんな仕事をしているか、どんな実績を残したかを、しっかりと言語化して整理できます。
目安としては、半年に1度程度。
たいていの会社では半年に1度程度は、目標の振り返りや報告、面談があります。そのタイミングで更新をかけましょう。
会社で振り返りの機会がない場合でも、自分で行いましょう
職務経歴書を更新した後は、転職エージェントとキャリア相談をしてください。
相談で確認することはこちら
- 今の自分の市場価値
- 希望する業界や職種の求人状況
- もし今転職をするとしたらどんな点が有利になるか
- 逆に不足していて伸ばすべきことは何か?
やみくもに仕事を頑張ることは、地図を持たずに一生懸命あるくようなもの。
ゴールにたどりつくには地図と目的地が必要です。
エージェントと話をすることで、会社から求められるものだけでなく、市場から求められるものを知ることができ、向かうべき方向が分かってきます。
自分が何を伸ばすべきかのゴールを意識して、仕事をしていくことは、理想の仕事に近づく手段。
そのためにも、プロである転職エージェントのアドバイスを聞きましょう
それでも英語を使う仕事にこだわりたいなら
ここまで読んで来て、
どうしても納得がいかない。英語を使う仕事がしたい
という強い気持ちが残っている方もいるかもしれません。
私はまずは新しい仕事をすることをおすすめしますが、あなたの人生を決めるのはあなたです。
英語を使いたい気持ちが強いのであれば、英語を使う仕事を続ける行動をするしかありません。
例えば、次のような選択肢があります。
- 現職に残れないか、交渉する
- 英語を使う副業をする
- 英語を使える仕事に転職する
- 独立する
この中でも一番やりやすいのは転職です。
現職での交渉は、打診が来ている状態ではすでにほぼ決定事項であることが多く、そこから交渉するというのは難しいです。
また、副業という選択肢もありますが、本業をしながらと考えるとなかなか時間を割くことは難しいでしょう。
がっつりビジネス英語を使っていた満足感に匹敵するレベルの仕事を副業で得るとしたら、それも時間がかかります。
ですので、どうしても英語を使う仕事を諦めたくないなら、転職を見据えて行動しましょう。
まずは、自分の経歴やスキルを棚卸し、転職エージェントに相談することから始めます。
すでに英語を使った業務経験があり、英語にこだわりたい場合、英語に特化したエージェントを使うほうがより専門的なアドバイスを得られます。
無料でエージェントに相談できる
相談自体は無料。必要なのは、時間と行動力だけです。まずは、転職も視野に入れたキャリア相談をしてみましょう。
ただ、上記のエージェントのデメリットが1つ
もし、地方に住んでいたり、長すぎる通勤時間にためらう場合は、他の転職エージェントも合わせて使いましょう。
地方求人を探すなら、おすすめはdoda
いくつか転職エージェントを使いましたが、一番地方求人が多かったのがdodaです
英語を使いたいということをきちんと伝えて、外資系や日系で英語を使うような求人を紹介してもらいましょう。
doda(サイト&エージェント両方の機能あり)
異動をきっかけに退職すると自己都合による退職になります。
失業給付金などの期間が会社都合とは大きく異なりますので注意してください
まとめ
英語を使わない部署に異動になったら…
- まずは新しい仕事をやってみる
- 実績カードを1つ増やすつもりで取り組む
- 英語力は落とさず、英語好きを隠さない
- 職務経歴書をアップデートし、エージェントと面談
- どうしても英語がなきゃダメなら、戦略的に転職活動を