モチベーションに頼ったら負け。社会人の勉強は習慣化で継続しよう
ついつい三日坊主になってしまう
モチベーションが続かない…
継続に関するこんな悩みありませんか?英語に限らず、ダイエットでも、運動でも、仕事でも。
私たちが何かに新しく取り組む時、だいたい最初は意識高く張り切って取り組めますよね。
しかし、だんだん時間がたつにつれてその気持ちが揺らいできてしまいます。
これは人間の習性として当然のこと。初めてことに取り組む時に出ているやる気ホルモンは、繰り返すにつれてだんだん減っていってしまうんです。
つまり、モチベーションはあてにならないということ。
では、どうするか。
モチベーションではなく、習慣化で仕組みを作ることが重要です。
【結論】
×:モチベーションをあげる
〇:モチベーションがなくても、行動できる仕組みを作る(=習慣化)
本記事では、どうやって三日坊主にならずに英語学習やブログなどを続けていくかについて書いていきます。
- やりたい気持ちはあるのに、行動できない
- 三日坊主になってしまう
- モチベーションがあがらないのが悩み
モチベーションが続かないのは万国共通
こんなに継続できないなんて、自分はなんてだめなんだ…
そんなふうに悩んでしまっていませんか?
安心してください。同じように数多くの方が継続できない悩みを抱えています。
古くから「三日坊主」という言葉も生まれるくらい、長続きしないというのは、昔から人間が繰り返してきた特性 なのでしょう。ですから。
ちなみに英語ではEasy quitter (すぐやめる人)といいます。まさに、万国共通の悩みなんですね。
というわけで、もし、あなたが自分のことをモチベーションが続かない人と考えているなら、もうその悩みは捨てましょう。
人間なら当たり前です。
じゃあどうすればいいの?
自分時間の先取りで、習慣化してしまいましょう
継続に必要なのは、モチベーションでなく習慣化
継続的な行動のポイントは「モチベーション」ではなく、「習慣化」です。
モチベーションは一時的な感情で、変動しやすいもの。
一方、習慣化は自動的に行動する仕組みを作るため、より確実に負担なく続けることができます。
毎日の習慣に結び付けて、小さく始めよう
習慣を仕組み化するコツは、予定の先取りです。
何かを始める時には、
- いつやるか
- 何をやるか
を決めてしまって、自分の予定に入れてしまいましょう。
できるだけ今やっている毎日の習慣に結びつけるのが、成功の鍵です。
例えば、
- 歯磨き後にスクワットをする
- 電車通勤の時に英単語アプリを使う
- 食器洗いをしながら、オーディオブックを聞く
などなど。
なぜなら、新しい習慣を作るというのは脳にストレスがかかるものだからです。
毎日やっていることに小さくプラスするように、少しのことから始めて徐々に慣らしていくことで、挫折しにくくなります。
習慣化するなら、影響を受けにくい時間を選ぼう
習慣化するうえで、重要なのはいつその習慣をやるのかということです。
他人の影響を受けないような時間帯を選ぼう
失敗しがちな例は
- 定時に帰って夕食後にやる→仕事が終わらなくて残業続きで時間がない
- こどもが寝てから勉強する → なかなか寝付かない。自分も眠くなってしまう
などなど。
予定通りに取りかかれないと、イライラや焦りも生まれます。
そんな日が続けば、「もういいや」と諦めたくなってしまうかもしれません。
ですので、
- 朝の静かな時間
- 出勤前のカフェ勉
- 通勤中の電車時間
- 昼休みの食後の時間
など、確実にとれそうな時間にくっつけて、習慣化しましょう。
ちなみに私のおすすめは朝活
やることは事前に決めておこう
習慣化して取り組む際は、やることをあらかじめ決めておきましょう。
何をするかを迷ってしまうと、それだけで脳のエネルギーを使ってしまいますし、迷っている時間がもったいないです。
状況によっても変わりますので、いくつかパターンを作っておくことがおすすめです。
例えば、私の英語学習の場合なら
- 電車で本が開けそうなら、金のセンテンス(TOEICの単語帳)
- 歩いている時は、English Journalのリスニングorシャドウイング
- あんまりやる気がないときは、英単語アプリmikan
のように、通勤中にやれそうなことでいくつか用意して、スマホに音源をいれたりしておきました。
始めるまでのステップは極限まで減らすのがポイント
習慣化には感情のエネルギーも上手に使おう
最後に、感情の影響についてもお話ししておきます。
やると決めたら習慣化して、モチベーションがあろうがなかろうがとりあえずやるのがコツ。
しかし、感情を味方につけておいたほうが有利なのも、また事実です。
もしもできるようになった自分を想像する
そして、もしもできるようになったらどんな良い事があるか、どんなことをしたいのかを考えるのも行動につながります。
難しい、時間がかかる。ということは一度おいていて、考えてみましょう。
例えば、もし英語が話せるようになったら…
- 英語を仕事に活かす仕事で収入アップしたい
- いろんな海外の国にいってみたい
- たくさんの英語ドラマをみてみたい
などなど。
今はできなくてもできるようになったらすることを考えることで、そのために目の前のこれをやるんだという気持ちにつながります。
危機感もエネルギーになる
30過ぎたのにこれといったものがない。このままでいいのかな?
転職なんてできないから、希望しない職種や支店に異動になっても従うしかない。
もし、旦那が転勤になったりしたら、どうしよう… …
このネガティブ満載のコメントは、数年前に私がもやもやと悩んでいた内容です。
将来低くない可能性でおこりうる現実をリスクとしてとらえることで、行動に移せました。
あまり、気持ちのいい方法ではなく感じるかもしれませんが、心配・悔しい・見返したい・自由になりたいなどのマイナスのエネルギーは案外強いです。
ちなみに英語学習は動機不純でも全然OK。
- 英語が話せるようになってもてたい。
- 年収アップにつなげたい
- かっこいいと思われたい
などを理由にしても全く問題ありません。
まとめ:社会人の勉強は習慣化で継続しよう!
本記事では、継続できない悩みをどう解決するかについて書いてきました。
- 物事が続かないのは、万国共通の自然な事。悩まなくてOK
- 必要なのはモチベーションではなく習慣化
- 毎日の習慣に合わせて小さく始めよう
- いつ・何をやるかをあらかじめ決めて準備しておく
- できるようになった自分を想像してみる
- マイナス感情もエネルギーになる
習慣化を軸に、感情のエネルギーで背中を押すのが上手な仕組み化
他にも忙しい社会人が勉強を続ける方法についての記事を書いていますので、そちらもご参考にどうぞ