学んだことは誰にも奪われない。社会人が勉強するメリット
大人になってまで勉強!?
勉強してる人なんか、周りにいないよ~なんの役にたつの
だからこそ、やっておいたほうがいいですよ
学生時代に、親や先生から「勉強 勉強」としつこく言われ、社会人になってまでそんなこと言われたくないと思うかもしれません。
社会人は自由です。休日に夕方までゴロゴロ寝ていても 昼間から酒を飲んでいても、誰にも文句を言われる筋合いはありません。
何をしてもいいし、何もしなくてもいい。勉強しなきゃなんて罪悪感も持たなくていい
だからこそ、勉強はしておいたほうがいいです。
勉強をしているほうが、結果的に楽だから
この記事では、なぜ勉強をしているほうが楽なのか、社会人の勉強にどんなメリットがあるのか…その理由についてまとめていきます。
こんな方向け
- 将来が不安な人
- 勉強するメリットがわからない人
- 今の自分のスキルに自信がない人
社会人が勉強するメリットは?
社会人が勉強をする大きなメリットはこちら
- 収入が増える
- 選択肢が増える
- 自信がつく
社会人が勉強するメリット1:収入が増える
まずは、勉強をしていると、収入が増えるチャンスが増えます。
- 収入が上がる方法を、たくさん知ることができる
- 転職活動が有利に進む
- 昇進につながる
- 副業などで稼ぐことができる
収入が上がる方法をたくさん知ることができる
お金が増えるといえば、まず思いつくのは収入アップですよね?
あなたはお金を増やす手段をいくつ思いつきますか?
収入アップの例
- 頑張って仕事をして残業代を稼ぐ
- ・スキルを上げて昇給・昇進する
- ・給料の高い会社に転職する
- ・スキルを活かして副業を始める
- ・税金対策をして手取りを増やす
お金や社会に関する勉強することで、特にどれが有効なのか効果的に判断することができます
例えば、会社員の給料は、本人の能力や成果ではなく、その業界の給料水準によって決まります。
どれだけ頑張って仕事をしても、飲食業界に入るか金融業界に入るかで、上限は大きな差がある。
だとすれば、もしあなたが給与水準の低い環境で頑張っているのなら、どれだけがんばっていてもいずれ頭うちになってしまいます。
それ以上を望むなら、転職して給与水準の高い業界にうつるか、副業などで収入の柱を増やすことなど、別の対策が必要になるでしょう。
知識格差は経済格差。正しい方法で頑張るのが一番コスパがいい。
勉強をすることでその正しい方法を知ることができます。
転職活動が有利に進む
会社員の年次昇給というのは、給与ランクがあがらないとなかなか大幅にはあがりません。
転職活動をするということは、収入を上げるという意味で非常に効果があります。
しかし、やみくもに会社を辞めてただ転職活動しただけでは、なかなか収入アップの転職は難しいというのが現実。
しかし、勉強して資格を取ったり、スキルを覚えて今の会社で実績を積んだりすることで、有利に転職活動進めることができます
昇進・昇給につながり、給料があがる
また同じ会社の中で働くにしても、勉強すると、仕事で実績を出すことにつながり評価されやすくなります
評価が分かれば基本給が上がることにもつながりますし、昇進すれば役職手当などもつきます。
今の環境で成果を出すというのは、一番早く結果が出しやすい方法です。
会社によっては、資格を取得することによる資格手当を設けているところもあるので、ねらい目。
副業などで稼ぐことができる
稼ぐことができるのは本業だけとは限りません。
勉強して学んだことを活かして副業につなげれば、お金を増やす手段が増やせます
Webデザインなどのスキルがいるものもあれば、データ入力など事務系のスキルが生かせるものもあります。
今は個人が仕事を受けることができるクラウドソーシングなどを検索すると、どんな仕事があるかみることができます。
日本最大級のクラウドソーシングサービス
社会人が勉強するメリット2:仕事の選択肢が広がる
社会人が勉強すると、収入だけでなく、職業選択の自由度も上がります
例えば、あなたが今何かの職についていたとして、人間関係や仕事の内容に不満を持ったとします。
こんなノルマのきつい仕事もう疲れる…でも転職なんてできないし。
スキルがない状態では 不満を持ちつつ愚痴を言いつつ、そのまま務めるしか考えられないかもしれません。
しかしあなたがスキルを持っているのであれば、他の選択肢がでてきます。
- キャリアアップのため、有利な条件での転職
- 在宅勤務の交渉やフリーランスへの転換
- 英語やPCだけで仕事ができれば、海外相手の仕事や海外転職
社会人が勉強するメリット3:自信がつく
これはデータではなく、私の経験から言えることです。
やはり努力をして結果につながったという実績は自信につながります。
英語を勉強して、一番良かったことと言ったら、やればできるという自信がついたことだと断言します。
私の場合は TOEICがスタートでしたが、例えば業務に関連することを学んで仕事を成功させた経験などもアリ。
努力が実ればって簡単に言うけど…
人間関係やお金は確実性がありません。こちらがいくら努力したからといって必ずうまくいくとは限らない。
勉強は違います。
やればやっただけ積み上がります。その小さな積み上げが人生を大きく変化させる貯金になります。
結果がでないのは、単に積み上げが足りないか、やり方が間違っているだけです。
学んだことは誰にも奪われない
知識と経験は減ることがない。これは知っておくべき一番大事なことです。
人が生きている限り、奪うことが出来ないものがある。それは知識である。
ユダヤの格言より
お金、人間関係、不動産資産などは今はあなたの所有物であったとしても失うリスクがあります。
しかし、あなた自身が得た学びと積み上げた経験は失うことがないんです。
そして学びと行動は必ずセットと考えてください。
身につけた知識・スキルは使用して初めて、あなたに利益をもたらします。
日本の社会人ってどのくらい勉強しているの?
実際、継続して勉強をしているという社会人は少ないようです。
2018年のリクルートワークス研究所のデータによると、過去1年間に自ら勉強した雇用者の割合は33% という結果でした。
社会人の勉強時間の平均は7分というデータもあります。詳しくはこちらの記事に書いています。
裏を返すと、つまり7割弱の人は、自ら学ぶことをしないで社会人生活を送っているのです。
勉強という習慣をつけるだけで上位の3割に入れます。
興味深いのは、学ばなかった理由に対する回答。
1位「特に当てはまるものはない」 なんと51%!
2位「転職などの予定がない」17%
3位「 忙しいから」15%
さきほどの、勉強をしていない 7割と合わせて単純計算すると、
つまり、サラリーマン全体の4割程の方は、そもそも時間があろうとなかろうと勉強する気がないということになります。
学ぶ習慣をつけるだけで簡単に差をつけることができるという意味では大きなチャンス
周りがやっていないのであれば、あなたがやるだけで、頭一つ抜きんでるのことができます!
メリットよりも注目すべきかも?勉強しないリスク
今や、一億総中流社会というのは崩壊しつつあります。
物価はじわじわと上がり、平均所得はじわじわと下がり、生活レベルは私たちの親の世代と比べて厳しくなってきています。
あまり報道では見かけませんが、現在の日本の貧困率は、先進国でワースト8位と最悪レベルです。
しかしながら、経済は世界3位を維持している。
つまり、日本社会内で貧富の差が広がっているということになり、いわゆる格差社会が始まっているんです。
少し前に、終身雇用はもはや維持できないと、日本の大企業であるトヨタが発表し、議論を巻き起こしました。
しかし終身雇用が崩壊しつつあるというのはもはやデータが示す明確な事実であり、それをあえて宣言したトヨタは、むしろ従業員のことを考えていると思います。
リスクは圧倒的に雇用側ではなく雇用される側にあるからです。 今のうちから準備しておきなさいと言うアドバイスにも取れませんか?
しかし、そんな社会であなたが豊かになれるのかどうかを左右するのは、あなた自身の知識とスキル、行動力です。
- 会社が倒産してしまった、リストラの対象になった
- 急なご主人の転勤で、転職しなければいけなくなった
- 子供の教育費が思ったよりもかかることに気づいた
こんな時、あなたは自分で道を切り開くだけの学びを積み上げていますか?
気づいてたから始めても間に合いません。今始めるべきです。
社会人はどんな勉強すればいい?
あなたがどんな仕事をしたいか、どんな自分になりたいかということによっても変わります。今の仕事で成果を上げたいのであれば、業務に関することを優先的にインプットしましょう。
これといった希望がない場合、以下のものをおすすめします。
社会人におすすめの勉強:
- 英語
- IT
- お金
社会人におすすめの勉強:英語
何からやろうか…と悩んだら、まずは英語をオススメします。理由は組み合わせの汎用性の高さ
「〇〇×英語」 というかけ算はいろんなところで活かせます。
英語×教育、英語×事務、英語×接客、英語×物販…etc.
手持ちのスキルや経験に英語を掛け合わせるだけで、収入アップの可能性が高まります。
英語×ITは 今の時代に最もアツい組み合わせ
また日本で就職活動をするなら戦略として TOEIC は受けておいて損はありません
TOEICは、錯覚資産として№1と言っても過言ではないくらい、難易度の割に評価の高い資格。
正直、評価が高すぎると思うのですが、それが就職・転職活動で評価されるのは、れっきとした事実。
見栄えのいいのは800点~ですが、英語を使わない部門が希望なのであれば、まずは新卒・入社時に求められる600点を目指しましょう
新入・中途社員に期待するTOEIC スコア
新入社員 | 中途社員 | 技術部門 | 営業部門 | 海外部門 | |
TOEIC L&R | 535 | 560 | 560 | 575 | 690 |
(iibc 英語活用実態調査 2019 より引用改変)
短期集中でも点数が上がるので、非常にコスパのよい資格です。
TOEICテスト対策なら
社会人におすすめの勉強:IT
もはや生活には欠かせないシステム関係。
業界自体も高収入であり、転職が当たり前の業界なので、特に収入を重視する方には、良い選択となります。
パソコンがあれば仕事をする場所には縛られないケースが多いので、在宅勤務やフリーランスを目指したいかたにもオススメのスキルです。
- IT系の勉強の例
- ITエンジニア
プログラミング
Webデザイン
動画編集
社会人におすすめの勉強:お金
これは全員です!
会社員で働こうが、独立しようが、資本主義社会で生きている以上、そのルールは知っておかないと損をします。
お金は毎日の生活で使われ、私たちの人生に莫大な影響を与えているにも関わらず、いまいち学校教育では習わない項目の一つです。
リボ払いのリスク、お得な節税方法、効果的な資産形成と取り組むべき順番
お金がすべてではありませんが、お金がないと不自由になるのは事実。
↓の本は前ページ カラーでイラストも多く読みやすいので、初心者の方におすすめです
読書は万能
どんな分野?という話とは少しずれてしまうのですが、読書はどんな分野であったとしても、コスパよく学べます
基本的に本が出版されていない分野ってほとんどありません。よほど新しいか、マイナーでない限り。
高額なセミナーや教材を買ったり、ネットで断片的な情報を収集するよりも、数冊の本を読むことがなによりも勉強になります。
まとめ:社会人の勉強はメリットたくさん!大人も勉強しよう
- 収入をあげるチャンスが増える
- 選択肢が広がる。
- 自信がつく
勉強をしている人は少数派。少し努力するだけで、すぐに差をつけることができます。